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毎日【イラク米軍:米大統領が削減を意識】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070904k0000e030052000c.html
イラク米軍:米大統領が削減を意識
【ワシントン及川正也】イラクを電撃訪問したブッシュ米大統領は3日、西部アンバル県のアサド空軍基地で、「(イラク駐留米軍増派による)成功が続けば、より少ない米兵で現在の治安レベルを維持できると報告を受けた」と記者団に述べた。増派戦略の成果を強調し、駐留米軍の削減が視野に入り始めたとの認識を表明した。
イラク問題では、4日に再開する米議会で民主党や一部の共和党議員が早期撤退を改めてブッシュ政権に突きつける構え。大統領の電撃訪問と米軍削減への言及は、15日までのイラク情勢評価報告を前に増派戦略の成果を強調する狙いがある。
大統領は具体的な削減規模や時期には言及しなかったが、当面は増派戦略を維持し、来年春ごろの撤退開始を想定しているとみられる。また、大統領は演説で「兵力規模は政治家ではなく、現地司令官の評価によって決定する」と強調した。
大統領はアンバル県でマリキ首相らイラク政府首脳と会談した。同県はバグダッドと並ぶ米軍の増派対象地域で、米海兵隊による国際テロ組織アルカイダ掃討作戦を展開中。イスラム教スンニ派民兵組織とアルカイダの分断作戦も進んでいる。
大統領は同基地で駐留兵士約600人を前に「増派作戦によってイラク全土の治安が改善されつつある。軍事的成功は政治的な和解や経済の進展につながる」と演説。アンバル県では増派作戦が「成功している」と強調した。
毎日新聞 2007年9月4日 12時08分
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