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(全訳)米国政府9・11委員会報告を糾弾するリン・マーギュリス博士の声明
●リン・マーギュリス(Lynn Margulis)といえば、生物学、生物化学、生態学、環境科学などに関心を持っている世界中の人々が必ず知っている名前でしょう。彼女の科学者としての業績、特に細胞内共生説についてはここではご説明しませんので、以下の資料をお読みください。(すべて日本語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%B9
リン・マーギュリス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%86%85%E5%85%B1%E7%94%9F%E8%AA%AC
細胞内共生説
http://www.bio.nagoya-u.ac.jp/~hori/asahihyakka06.html
細胞内共生と遺伝子転移
http://www.brh.co.jp/katari/shinka/shinka15.html
真核生物誕生の謎
●以下にご紹介するマーギュリスの声明は次のサイトに寄せられたものです。
http://patriotsquestion911.com/professors.html
Professors Question the 9/11 Commission Report
ここには、哲学、数学、工学、物理学、生物・生態学、医学、法学、経済学、歴史・政治学、社会・教育・心理学、芸術・人間科学など、あらゆる学問分野の大学教授156名(2007年9月2日現在)から寄せられた、米国政府9・11委員会報告を糾弾し9・11事件の真相解明を希求する声明が掲載されています。
このPatriots Questionというサイトには、学者だけではなく、次のような社会の各分野の人士から寄せられた声明が載せられています。( )内の数字は現時点での人数です。
http://www.patriotsquestion911.com/
Senior Military, Intelligence, Law Enforcement, and Government Officials Question the 9/11 Commission Report (110+)
http://www.patriotsquestion911.com/engineers.html
Engineers and Architects Question the 9/11 Commission Report(190+)
http://www.patriotsquestion911.com/pilots.html
Pilots and Aviation Professionals Question the 9/11 Commission Report(50+)
http://www.patriotsquestion911.com/survivors.html
9/11 Survivors and Family Members Question the 9/11 Commission Report(190+)
http://www.patriotsquestion911.com/media.html
Entertainment and Media Professionals Question the 9/11 Commission Report(90+)
上記の一つ一つが非常に興味深いものですが、すべての翻訳・紹介までは無理ですので、いずれボチボチと主要な声明をご紹介したいと思っています。以下にリン・マーギュリスからの声明を翻訳しご紹介します。
【CMです】
「WTC崩壊」の徹底究明 (童子丸開、社会評論社 4200円:9月4日発売予定)
木村書店、または一般書店にてご注文ください。以下を参照されたし。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/shoten-wtc.html
http://www.asyura2.com/07/war95/msg/319.html
またこの声明中でマーギュリスが紹介するデイヴィッド・レイ・グリフィンのThe New Pearl Harborは、きくちゆみさんと戸田清さんの翻訳による『9・11事件は謀略か - 「21世紀の真珠湾攻撃」とブッシュ政権』(緑風出版。2800円)という題名の本で発売されています。こちらもよろしくお願いします。以下を参照されたし。
http://store.globalpeace.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=94&language=ja
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http://www.patriotsquestion911.com/professors.html#Margulis
リン・マーギュリス博士の当ウエッブ・サイトへ寄せた声明(2007年8月27日)
9・11の悲劇は人間社会の歴史の中で最も成功したそして最も邪な公開の手品でした。私がこの結論に達したのは、デイヴィッド・レイ・グリフィン博士の9・11に関するいくつかのすばらしい本にある研究と明確な著述に触れた結果なのです。私が彼に始めて出会ったのは彼が9・11とは無関係の学術会議で講演したときでした。私はすぐに、彼が知性に満ちた傑出した哲学者・神学者・作家であるとの印象を受けました。彼はこの世界で起こりうるすべてを知ることに対する溢れるような好奇心によって動かされるホワイトヘッド風の学者なのです。
戻る飛行機の中で、そして続く2日の間に、私は9・11に関するグリフィンの最初の著作“The New Pearl Harbor”に読みふけりました。それから始めて私は、彼があのインチキな9・11委員会報告に対してもう少し激しく注文を付けている“The 9/11 Commission Report: Omissions and Distortions”を読み進めました。それは公式説が矛盾しており不完全であり、そして信じがたいものであることへの全面的な根拠を提供するものなのです。
私にとって、デイヴィッド・レイ・グリフィンと彼を支持する批評家達が正しいことは明白です。「新たなパール・ハーバー」たる9・11は、驚くほど緻密に計画され、実行者達の洗練された巨大なネットワークを通して実現されたものでした。それは、アジェンデの暗殺、米西戦争を開始させた(そしてグアム、プエルトリコ、キューバとフィリピンを我国にもたらした)我々自身の船「メイン号」への合衆国による爆破、1930年代のドイツでほとんどの市民的自由の圧殺を正当化するために利用されたドイツ国会議事堂放火事件、そして第2次世界大戦の開始となるポーランド侵入をドイツが正当化するために用いたヒムラー作戦などよりも、ずっと複雑でありはるかに上手に成し遂げられたものでした。
この偽の旗作戦に身の毛もよだつ成果は、アフガニスタンとイラクでの戦争を正当化するために、そして同時に、研究・教育・市民的自由に対する空前絶後の侵害を正当化するために利用され続けているのですが、それをもたらしたことに責任を負う者たち全員が、間違いなくその作業に邪悪な誇りを感じているでしょう。確かに、19名の若いアラブ人と7千マイル離れた場所にいた一人のアラブ人が、その米国に対する怒りがどれほどのものであったとしても、9・11を計画し実行できたはずはありません。それは西側文明の歴史の中で最も効果的なTVコマーシャルだったのです。
私は、これに気付き関心を持つ我が国民に次のことを要求するようにお勧めします。あの紛れも無く誤謬に満ちた9・11公式見解をペテンとして拒否し、新しい完全な、そして公平な調査研究が行われることを。
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私が現代世界で最も尊敬する科学者の一人であるマーギュリス博士は、もちろん物理学者や工学の専門家ではありませんが、何が科学的であり何が筋道が通っており、どれが似非科学でありどれが邪悪に捻じ曲がっているのか、という正確な判断をつける、人間としての当然の知性を誰よりも強く持っている人です。
またしても自己宣伝になるかもしれませんが、今回私が著した本の最も大切なテーマは「9・11は人間の知性と思考を襲い破壊したテロである」ということなのです。
もちろん直接的にはWTC「崩壊」についての『公式説』を完膚なきまでに叩き潰す内容が大半なのですが、それを通して、そしてこの本のまとめとして、次の点を明らかにしています。
9・11を実行した「政治テロリスト」たちは決して単独でそれを実行できたのではなく、NISTや米国主要大学で科学者を装うペテン師である「知的テロリスト」ども、そしてメディアとジャーナリズムの中で《陰謀論》の悪魔化レッテルを振りかざして恫喝と言論詐欺を行う「言論テロリスト」どもがいて、始めてあのような巨大犯罪が実行できたのだ、ということです。
WTCとペンタゴンには飛行機(ミサイル?)が激突したのですが、世界中の人間には新聞報道、TV報道、「学者や有識者」の言葉が激突し、多くの人間の思考力と知性を破壊したのです。これもまた、紛れも無く「テロ」ではないでしょうか。『それは西側世界の歴史の中で最も効果的なTVコマーシャルだったのです。』と語るマーギュリス博士には、その姿が明らかに見えているようです。