★阿修羅♪ > 戦争95 > 324.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007090101000484.html
2007年9月1日 17時08分
【ワシントン1日共同】クリントン前米政権(民主党)の大統領首席補佐官だったジョン・ポデスタ氏が代表を務める米シンクタンクが1日までに、イラク米軍撤退のシナリオを盛り込んだ研究結果をまとめた。現在イラクに展開する約16万人の米兵が安全に撤退するには約1年の期間をかけるのが妥当としている。
米国では現在、ブッシュ政権が9月15日を期限とするイラク情勢最終報告の公表後、兵力規模の見直しを含めどのようなイラク政策をとるかが焦点になっている。米政府の実情を知る立場からの研究は、選択肢の一つとして注目されそうだ。
研究は撤退作業の期間について専門家の間で意見の開きがあると分析。隣国のクウェートなどに一時移動する形なら3カ月程度で撤退できるが、イラクに持ち込んだ武器や装備を残していくことになる上、一時的に軍事力の空白を生じさせるため望ましくないと指摘。10−12カ月かけて撤退するのが妥当と結論付けている。