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http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070831k0000m030147000c.html
【ニューデリー栗田慎一】アフガニスタンの旧支配勢力タリバンによる韓国人拉致・殺害事件で、タリバンは30日、最後まで拘束していた人質7人全員を中部ガズニ州で2回に分けて解放した。これで拘束されていた19人全員が解放され、事件は7月19日の発生から42日ぶりに全面決着した。一方、タリバンの最高指導者オマル師は30日夜、交渉人を通じて毎日新聞にコメントを出し、人質2人を殺害した理由について「米、アフガン政府がタリバンの言い分を無視したからだ」と強調した。
タリバンは30日夕、同州ホキヤニ地区の長老に4人を引き渡し、赤十字国際委員会(ICRC)職員が4人を保護。同日夜、残る3人もICRCが保護した。
韓国人23人を拉致したタリバンは、要求した仲間の釈放をアフガン政府に拒否され、7月下旬に人質男性2人を殺害。その後韓国政府がタリバンとの直接交渉を開始し、今月13日に女性2人が無条件に解放され、28日には駐留韓国軍の年内撤退などを条件に残る19人の全員解放で合意した。
オマル師のものとされるコメントは、韓国政府との交渉について「信頼感をもって交渉できた」と満足感を表明。交渉を仲介したインドネシア政府には「真剣に韓国政府を支援し、タリバンの言い分にも耳を傾けた。感謝している」とした。
毎日新聞 2007年8月31日 1時34分