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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu150.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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国家宗教の神道が狂信的すぎ、天皇に根ざしていることから、民主化は
成功しないという批判があった。(アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュ)
2007年8月29日 水曜日
◆米大統領、戦前日本とアルカイダ同列視 歴史観に批判 8月24日 朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0824/TKY200708240002.html
ブッシュ米大統領が22日に中西部ミズーリ州カンザスシティーで行った演説は、自らのイラク政策を正当化するため、日本の戦後民主主義の成功体験を絶賛、フル活用する内容だったが、半面で戦前の日本を国際テロ組織アルカイダになぞらえ、粗雑な歴史観を露呈した。米軍撤退論が勢いを増す中でブッシュ氏の苦境を示すものでもある。
冒頭は9・11テロかと思わせて、実は日本の真珠湾攻撃の話をする、という仕掛けだ。戦前の日本をアルカイダと同列に置き、米国の勝利があって初めて日本が民主化した、という構成をとっている。大正デモクラシーを経て普通選挙が実施されていた史実は完全に無視され、戦前の日本は民主主義ではなかった、という前提。「日本人自身も民主化するとは思っていなかった」とまで語った。
退役軍人の会合とあって、朝鮮戦争やベトナム戦争の意義にも言及。すべて一緒くたにして「アジアでの勝利」は中東でも出来る、と訴えた。だが、米メディアは「日本や韓国は国民が同質的であり、イラクとは違う」「歴史から間違った教訓を引き出している」などと批判を伝えている。
民主党のヒラリー・クリントン上院議員は同日、イラクのマリキ首相の罷免を要求。9月にはイラク駐留米軍のペトレイアス司令官の議会への報告があるが、抜本的な進展は見込まれておらず、かえって一層の批判が予想されている。
だが、ブッシュ氏が政策転換に踏み切る兆しはない。最近は、第2次大戦末期に登場しながら不人気に終わったトルーマン大統領に「魅力を感じている」(関係者)という。共産主義と戦う姿勢が後世、一定の評価を得たためとみられる。
テロとの戦いにかけるブッシュ氏だが、今回の演説は日本を含めた諸外国の歴史や文化への無理解をさらした。都合の悪い事実を捨象し、米国の「理想」と「善意」を内向きにアピールするものとなっている。
◇
■米大統領演説の日本関連部分(要旨)
ある晴れた朝、何千人もの米国人が奇襲で殺され、世界規模の戦争へと駆り立てられた。その敵は自由を嫌い、米国や西欧諸国への怒りを心に抱き、大量殺人を生み出す自爆攻撃に走った。
アルカイダや9・11テロではない。パールハーバーを攻撃した1940年代の大日本帝国の軍隊の話だ。最終的に米国は勝者となった。極東の戦争とテロとの戦いには多くの差異があるが、核心にはイデオロギーをめぐる争いがある。
日本の軍国主義者、朝鮮やベトナムの共産主義者は、人類のあり方への無慈悲な考えに突き動かされていた。イデオロギーを他者に強いるのを防ごうと立ちはだかった米国民を殺害した。
第2次大戦に着手した時、極東の民主主義国は二つしかなかった。オーストラリアとニュージーランドだ。日本の文化は民主主義とは両立しないと言われた。日本人自身も民主化するとは思っていなかった。
結局、日本の女性は参政権を得た。日本の防衛大臣は女性だ。先月の参院選では女性の当選が過去最高になった。
国家宗教の神道が狂信的すぎ、天皇に根ざしていることから、民主化は成功しないという批判があった。だが、日本は宗教、文化的伝統を保ちつつ、世界最高の自由社会の一つとなった。日本は米国の敵から、最も強力な同盟国に変わった。
我々は中東でも同じことができる。イラクで我々と戦う暴力的なイスラム過激派は、ナチスや大日本帝国や旧ソ連と同じように彼らの大義を確信している。彼らは同じ運命をたどることになる。
民主主義の兵器庫にある最強の武器は、創造主によって人間の心に書き込まれた自由を求める欲求だ。我々の理想に忠実であり続ける限り、我々はイラクとアフガニスタンの過激主義者を打ち負かすだろう。
◆【やったぱりバカだった】米大統領、戦前日本とアルカイダ同列視 歴史観に批判 8月25日 魁!清谷防衛経済研究所
http://kiyotani.at.webry.info/200708/article_22.html
まあ、これが平均的なアメリカ人の「常識」なんでしょうが。
まず「第2次大戦に着手した時、極東の民主主義国は二つしかなかった」これは明らかに誤りです。我が国は大正デモクラシーを経て普通選挙行ってきた議会制民主国家でした。
自国民を日系人というだけで、をナチス同様収容所に放り込み、戦後も黒人差別を続けるような国家が人様に威張れるような民主主義国家というのでしょうか。
その程度の民主主義を振り回すから世界中から嫌われるんですよ、この国は。
また真珠湾攻撃に関して、
「ある晴れた朝、何千人もの米国人が奇襲で殺され、世界規模の戦争へと駆り立てられた」
とありますが、前にもここで書いたように、あれはだまし討ちでありません。
その前からアメリカは中立を犯して英国や蒋介石政権に援助をしていました。これは明確に喧嘩を売ってるわけで、奇襲をうけても仕方ありません。
しかも我が海軍の攻撃部隊は軍事施設及び軍艦などを軍事目標に攻撃を集中し、民間人の被害は極限されていました。
少なくともこれは精密誘導兵器を多用したイラク戦で米軍が間違って殺したイラク民間人より遙かに少ないはずです
そもそも一か八かの真珠湾攻撃でそんな無駄玉撃つものですか。軍艦ばかり狙って、軍用機ばかり狙って重油タンクやらドックですら狙わなかったのに。
戦争後半、面白半分に民間人を銃撃していた米のパイロットと一緒にしてもらっては困ります。
恐らく大統領閣下は好物のプリッエルを頬張りながら見た「パールハーバー」なる史実を無視した胡乱な娯楽映画を史実と勘違いしているのでしょう。
日本の神道をキチガイ宗教扱いするならば、現在のアメリカのキリスト教の方が酷いでしょう。遙かに原理主義的で、イスラム原理主義者と大同小異です。
しかしこの発言はこれはもっけの幸いです。
この失言を理由にインド洋やクウェートに展開している自衛隊を呼び戻しましょう。それは我が国の責任でない、与太な歴史認識をもった合衆国大統領の責任です。
こういうチャンスを利用しないと未来永劫米国は甘やった歴史観を持つし、そのような思い上がった「オレ様」主義が、やらなくてもいいイラク戦争みたいな起こしてきたわです。
こういうところでアメリカにちゃんとした物言いをすれば民主党を見直すんですが。
(私のコメント)
横綱の朝青龍がノイローゼで故郷のモンゴルへ治療に行くそうですが、アメリカのブッシュ大統領もテキサスの故郷に治療に行ったらどうだろう? かなり精神が錯乱しているようで神道をアルカイダと同一視している。大統領の演説はスピーチライターが書いて、いろいろと検証してこのような演説をしたのでしょうが、アメリカ政府レベルがこのような程度だからイラク戦争で大失敗をするのだ。
戦前の日本をテロ国家呼ばわりしているがアメリカの方こそ、大量破壊兵器が無いにもかかわらずイラクに爆弾の雨を降らせて60万人のイラク人の生命を奪った方こそテロ国家だ。パールハーバー攻撃も外交の一手段としての戦争行為であり、その前から中国大陸で日米の代理戦争が行なわれていた。
アメリカ人の歴史認識がこの程度である事は従軍慰安婦問題での連邦下院議会決議でよく分かりますが、世界最強の軍事力にかまけて自分の馬鹿さかげんに気がつかないようでは何時かはとんでもない災いをもたらすだろう。もちろんアメリカにも言論の自由があるから何を言おうと勝手だが、大統領が演説の場で言うとなると問題だ。
これに対して日本政府は何の反応を示していない。日米安保で日本はアメリカに守ってもらっていると言う引け目があるからでしょうが、これこそ日米安保が対等の関係でない事が証明されている。親米ポチ保守の人は一方的に守ってくれているのだからいいではないかという人もいるが、そのおかげで日本国内に80ヶ所近くもアメリカの軍事基地が展開して日本は占領状態にある。
だからこそ「株式日記」では自主防衛と核武装を主張しているのですが、現在の日本政府や多くの国民にとってはアメリカの従属国であったほうが心地良いのでしょう。日本国民の多くが国家の尊厳と名誉を捨ててしまった。戦後教育で日本がテロ国家であったような教育がなされて、神道まで侮辱されても何も言えないように洗脳されてしまったのだ。
その結果、日本人は侮辱されても反論しないようになり、中国や韓国の言いたい放題の非難を浴びても日本の政治家は謝罪と反省を繰り返した。しかしその事は日本人の奥底に怨念となって溜まっていって何時か爆発してパールハーバーを繰り返す事になるだろう。そんな事になるよりは、普段から論争で決着をつけるようにすべきなのだ。その方が数百万人もの死者を出す戦争をするより良いのだ。
中国や韓国は建国して60年程度でありアメリカは230年程度の歴史の浅い国であり歴史感覚が日本人やヨーロッパ人とは異なるようだ。歴史がない分、過去の事を持ち出して日本を非難する。ヨーロッパでそんなことをすれば収拾がつかなくなるからしないのですが、アメリカも従軍慰安婦で歴史カードを使い出した。
日本も相手国が歴史カードを使い出したのなら日本も歴史カードを使ってやり返せばいいのですが、昨日も書いたように「よその国の機嫌を損ねてはならぬ」と言う配慮が優先される。しかし論争した方が、結局は日本が腹を立てて戦争で決着つけるよりはましなのだ。だから従軍慰安婦問題でもどんどんアメリカに新聞に意見広告で主張すべきなのだ。
アメリカ大統領も中国や韓国と同じように歴史カードを大統領の演説で使い始めたのは、アメリカ人の民度も中国や韓国並だということだ。パールハーバーを9・11と同じとなぞらえるのは問題だ。ブッシュは戦争とテロとの区別もつかなくなり錯乱状態なのか? テロは一体誰がやったかわからないからテロなのですが、誰がやったかわかればそれは犯罪だ。
結局は犯人とされたビンラディンも捕まらず、アメリカ軍はアフガニスタンに爆弾をばら撒いて関係の無い市民を殺している。誰が敵で誰が味方がわからぬほどアメリカは錯乱状態なのだ。
以下の話は笑い話だと思うのですが、アメリカ人の馬鹿さ加減が分かるような話だ。
◆これはアメリカ海軍とカナダ当局との間で交わされた実際の無線の記録である。
http://raroku.blog107.fc2.com/blog-entry-987.html
29:水先案名無い人 :2007/08/26(日) 04:05:01 ID:GVTKwjqs0 [sage]
これはアメリカ海軍とカナダ当局との間で交わされた実際の無線の記録である。
カナダ 「衝突の危険あり、貴艦の針路を15度南に変更されたし」
アメリカ 「衝突の恐れあり、そちらの針路を15度北に変更されよ」
カナダ 「出来ない。衝突の恐れあり、 そちらの針路を15度南へ変更せよ」
アメリカ 「こちらアメリカ海軍の軍艦の艦長である。もう一度繰り返りかえす。
そちらの針路を変更せよ」
カナダ 「NO、それは不可能だ。もう一度繰り返す、貴艦の針路を変更せよ」
アメリカ 「こちらはアメリカ海軍太平洋艦隊最大級の航空母艦
エンタープライズである。 我々は駆逐艦八隻、巡洋艦四隻と
多数の艦船を従えている。我々はそちらの針路を 15度北に
変更するよう要求する。もう一度繰り返す。そちらが15度北に
変進せよ。 我々の要求が容れられなければ、艦の安全の
ために対抗措置をとる用意がある」
カナダ 「エンタープライズ、こちら灯台である、どうぞ」