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(回答先: アフガン拉致:人質全員解放の条件とは/劇的な妥結の裏には何が?【朝鮮日報】(どこへ行く、日本。) 投稿者 gataro 日時 2007 年 8 月 29 日 10:36:09)
「拉致を戦術化、再発の恐れ 政権揺さぶるタリバン '07/8/29
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【イスラマバード28日共同=大西利尚】アフガニスタン旧政権タリバンによる韓国人拉致・殺害事件は、残る十九人の人質全員の解放で合意、四十日ぶりに解決へ向けて大きく前進した。しかし、タリバンは今後も外国人を標的とした同様の事件を繰り返すと警告。拉致を反政府活動の戦術の一角に位置づけており、国際社会の支援を生命線とするカルザイ政権への揺さぶりが続くのは確実だ。
アフガン政府はタリバン側が執拗(しつよう)に迫った拘束メンバーの釈放要求を受け付けなかった。今年三月にイタリア人記者が拉致された事件で、タリバン幹部らの釈放に応じ、米国などから厳しく批判された経緯を教訓に、テロリストとの交渉を断固拒否する姿勢を鮮明にしたが、再発防止へ向けた処方せんは描けていないのが実情だ。
タリバンは韓国政府代表団との直接交渉を実現、国内外に存在感を示すことに成功した。外国人拉致は国際メディアの関心も高く、悪化する治安を改善できないカルザイ政権の脆弱(ぜいじゃく)さを国際社会に印象づけた。タリバン側の主張をアピールする上でも有効な手段となっている。
今回の事件で、タリバン側は拘束メンバーの釈放という要求は実現できなかったが、アフガンからの韓国軍の年内撤退と韓国人宗教団体による宣教活動の中止で人質解放に合意、メンツを維持する形で事態を収拾した。韓国軍の年内撤退は年末に大統領選を控えている韓国政府には「既定路線」で、水面下でタリバン側に身代金が支払われた可能性も否定できない。」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708290068.html