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(回答先: 高遠菜穂子 「イブラヒムが北海道に来る！」 投稿者 新世紀人 日時 2007 年 8 月 28 日 18:19:38)
http://iraqhope.exblog.jp/
灼熱のバスラより、イブラヒム登場。
バスラの院内学級の先生、イブラヒムが無事に来日しました。荷物が届かない！というハプニングありで、ウエストポーチ一つで現れましたが、明日かあさってには届くでしょう。ともあれ、無事に着いて一安心です。
バスラは気温５０°以上で電気なしですが、日本の夏も湿度も伴ってなかなか凄まじいですから、夏バテしないかしらと心配です。イブラヒムのスピーキングツアー日程は下記のとおりです。
イブラヒムスピーキングツアー日程
# by nao-takato | 2007-08-07 02:40
イラクはどうなる？
コンテナ輸送第２弾の映像を入手しました。ファルージャ近郊のハルディーヤに配布されました。
今のイラクの子どもたちの様子がよく映っていました。ここには映像から写真にして掲載しようと思います。まだちょっとバタバタしております。いましばらくお待ちください。
アンバール州だけ治安が劇的に良くなっていることで、支援を届けやすくなってきています。アンバール州は自治区のような動きになっています。部族が警察を組織し、治安維持にあたっています。また、逆に治安悪化の一途をたどるバグダッドからはアンバール州へのますます避難民が流入しています。シリアに滞在中の避難民もアンバール州への少しずつ始まっています。カーシムたち現地スタッフはその受け入れや、インフラ整備などで多忙を極めています。
現在、アンバール州２カ所への医療品支援を調整中です。
# by nao-takato | 2007-08-05 00:45
イブラヒム氏来日＋コンテナ第２弾のその後
参院選が１週間延期になったので当日の投票に行けないことがわかり、昨日不在者投票をしてきました。
来月、JIM-NETのバスラ院内学級の先生、イブラヒムが来日します。全国あちこちを周ります。イブ先生は、ずっと離れていた奥さんと再会できて子どもも授かったのですが、その直後に奥さんは白血病で亡くなってしまいました。ヨルダンで会った時は、人生再出発に向けての頃でした。彼は結構、料理がうまいんですね。
８月６日にやって来ます。詳しくはJIM-NETホームページをごらんください。
JIM-NET
それと、朗報です。昨年の夏に送り出した名古屋からのコンテナ２台分の学校備品、配布が完了したという連絡が来ました。詳細はこれからです。やっと、やっと、やっとです！あぁ、なんとイラク支援とはやりにくいものか…。ともあれ、ひと安心です。これもラマディの落ち着きを物語っていると言えるでしょう。
とはいえ、「テロの拡散」は留まるところを知らず。まったく成果のない「テロとの戦い」。その波は、イラクやアフガンだけでは止まらない。確実に広がっている。ニューヨーク、ロンドン、マドリード。その先に東京は見えないか。
防御策は、”セカイ標準”の「テロとの戦い」でいいのか？イラクを見る、アフガンを見る、セカイを見る。こりゃ、描かれていた理想とは程遠い…。やっぱ、勇ましいだけじゃ、時代に合わないな。
# by nao-takato | 2007-07-24 15:00
希望は見えるか
アンバール州ではここ数ヶ月戦闘が起きていない。ピタリ、と止まっている。
アメリカ軍の検問所、激減。現在２カ所のみ。ラマディ独自の警察が組織され、検問を行っている。つまり、ラマディの部族とアメリカ軍の間での交渉が進んでいるらしい。
人々の生活が変わって来ているという報告を受けている。破壊行為がなくなった今、イラク青年再建グループのスタッフの動きも活発になってきている。不発弾撤去、下水道工事などを始めている。雇用創出。今度こそ、この平穏が長続きしてほしい。イラクに風穴を開けてほしい。
掃討作戦はディアラ州で勢いを増している。
サラハディン州にはシーア派民兵マフディ軍の勢いも増している。
バグダッドでは、シーア派民兵に殺されたスンニ派の遺体が殺害後に燃やされている。
そして、マレーシアからはボートピープルが出ているというもっぱらの噂。
イラクの情勢は場所によってまったく違う。
まるで、別の国のように。
# by nao-takato | 2007-07-23 11:34
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