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□イラク首相、米からの批判に反論 強まる不協和音 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200708220026.html
イラク首相、米からの批判に反論 強まる不協和音
2007.08.22
Web posted at: 21:31 JST
- CNN/AP/REUTERS
ダマスカス――イラクのマリキ政権に対し、米議会やブッシュ政権から批判の声が相次いでいる問題で、マリキ首相は22日、イラク復興への日程を決める権利は「だれにもない」と激しく反論した。訪問先シリアでの記者会見で語った。閣僚の離脱などで身動きの取れないマリキ政権と、復興の遅れにいらだつ米国との間で、不協和音がますます強まっている。
マリキ首相は会見で、米国からの批判について問われ、「イラク政府はイラク国民によって選ばれた」と強調。日程を押し付けるいわれはないと、語気を強めた。
首相はまた、「発言者はわれわれがシリアを訪問したことに腹を立てているのかもしれないが、こちらはまったく気にしていない」「友人はほかに見つければいい」などと語り、米国への不信感を示した。
米国では、ブッシュ政権によるイラク情勢についての最終報告を9月にひかえ、マリキ政権が成果を挙げていないことへのいらだちが増大。米上院軍事委員会のレビン委員長が20日、マリキ首相の罷免を求め、ブッシュ大統領も21日、首相への「一定の不満」を認めるなど、不満が一気に噴出している。
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□ イラク首相交代は「国民次第」と ブッシュ大統領 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200708220011.html
イラク首相交代は「国民次第」と ブッシュ大統領
2007.08.22
Web posted at: 15:41 JST
- CNN
カナダ・ケベック州モンテベロ(CNN) 米上院議員らがイラク復興の遅れを批判し、マリキ首相は更迭されるべきだと主張したことを受け、ブッシュ米大統領は21日、マリキ政権への不満が強まっていることを認めたうえで、「決断を下すのは米国の政治家ではなく、イラク国民だ」と強調した。カナダ、メキシコとの首脳会談後の共同記者会見で語った。
ブッシュ大統領は、イラク国民による復興努力について「中東で最も進んだ憲法を制定したことは大きな前進だ」と評価。一方で、「今度は政府が実行に移す番だが、石油収入の分配や地方選挙の実施を目指すうえで、指導者に対する一定の不満があることは確かだ」と述べた。ただ、大統領は「政府が国民の要望にこたえられなければ、その時は国民が政権を交代させるだろう」と語り、イラク国民の意思を尊重する立場をあらためて示した。
閣僚の離脱などが相次ぐマリキ政権については、米上院軍事委員会のレビン委員長が20日、「機能していない」「不信任とすべきだ」などと厳しい批判を展開。これに対し、イラク政府のダバグ報道官はCNNとのインタビューで、「首相の去就は国民が決めること。米国の上院議員だからといって、民主的に選ばれた首相についてとやかく言う資格はない」と、不快感をあらわにしている。