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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070821k0000e030042000c.html
【ニューヨーク小倉孝保】ブッシュ米大統領は20日、米・カナダ・メキシコ3カ国による北米自由貿易協定(NAFTA)首脳会議出席のため、カナダ・ケベック州のモンテベロに到着した。カナダでは、アフガニスタン派遣兵士の犠牲が拡大していることもあり、ブッシュ政権への不満が強く、モンテベロや首都オタワで激しい反ブッシュ・デモが繰り広げられた。
「石油のために血を流すな」−−オタワの国会前には、ブッシュ政権の中東政策を厳しく批判するプラカードを持った数千人の住民が集まった。また、モンテベロでは、ブッシュ大統領訪問に反対する一部の住民と治安部隊が衝突。首脳会談の会場となったホテル周辺には、警備のため高さ約3メートルのフェンスが設置された。
アフガンでこれまでに死亡したカナダ兵は67人。カナダ国民の間からはアフガン駐留部隊の撤退を求める声が日増しに高まっており、「対テロ戦争」を主導するブッシュ大統領への反発は強い。
ブッシュ大統領のカナダ訪問は2日間の予定で、初日はハーパー首相、カルデロン・メキシコ大統領と個別に会談した。ハーパー首相との会談ではアフガン情勢や両国の国境問題のほか、ロシアの小型潜水艦が北極点の海底部に国旗を設置した問題を含め、北極海の主権についても意見交換したとみられる。
毎日新聞 2007年8月21日 12時14分 (最終更新時間 8月21日 12時39分)