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http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20070820013901a
2007/08/20-11:16 米英両軍撤退なら国連と協力＝イラクの反米指導者サドル師
【ロンドン２０日ＡＦＰ＝時事】イラクのイスラム教シーア派反米強硬指導者のムクタダ・サドル師（写真）は２０日付の英紙インディペンデントとのインタビューで、米英両軍がイラクから撤退するなら、国連と協力するとの考えを明らかにした。
サドル師はこの中で「国連が米国と英国という占領者に取って代わるなら、国連を支持するだろう」と述べた。また「もし国連が真にイラク国民を助けるためにやってくるなら、彼らの職務に関してわれわれは支援することになる。国連がイラクの再建を助けるために来るなら、支持者に対して国連を支援するよう呼び掛ける」と語った。
同師は、英軍が駐留規模を縮小していることについて、「抵抗運動のために部隊を後退させている。抵抗運動がなければ、疑いなく、より長期にわたって駐留することになっただろう」と述べた。
また、英国のイラク駐留によって英軍兵士の身がイラクで危険にさらされるばかりではなく、英国内の国民も危険にさらす結果となっていると指摘した。サドル師は「イラク戦争の結果、全イスラム教徒の間で敵をつくり、英国内での攻撃に直面している。この点は彼らの間違いだ」と強調した。 〔ＡＦＰ＝時事〕
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