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http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2269031/2030176
【8月18日 AFP】国際刑事警察機構(Interpol、ICPO)は18日、イラク政府がテロ活動を支援しているとして指名手配しているサダム・フセイン元大統領の長女ラガド・フセイン(Raghad Hussein)容疑者(38)に対し国際逮捕手配書(赤手配書)を発行した。
今回発行された「赤手配書」は、逮捕令状ではなく、各国の警察当局に容疑者の身柄拘束と本国への送還に協力を要請するもの。同機構のウェブサイトに掲載された手配書によると、同容疑者はイラク当局より「生命と健康に対する罪」および「テロ」を支援した容疑で指名手配されており、本国で裁判を受けることになっている。
「赤手配書」が発行された時点でのラガド容疑者の居場所は今のところ明らかになっておらず、同機構は同容疑者の居場所に関する情報を持つ人は地元警察またはフランスのリヨン(Lyon)にある同機構本部に連絡するよう呼びかけている。
2006年にイラク政府はテロ活動を支援しているとして旧フセイン政権関係者41人の手配者リストを作成したがラガド容疑者もこのなかに含まれている。ラガド容疑者は2003年7月からヨルダンに滞在している。
フセイン元大統領の弁護団のメンバーのイッサム・ガザウィ(Issam al-Ghazzawi)弁護士は、ヨルダンの首都アンマン(Amman)で、「ラガド容疑者はヨルダン国王の賓客だ。昨年、ヨルダン政府はイラクによる身柄引き渡し要求を拒否した。ヨルダン政府にラガド容疑者の引き渡しを強要することはできない。国際刑事警察機構の手配書は拘束力があるとは思えないが、わたしにはよく分からない」と語った。(c)AFP/Dave Clark