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□9月のイラク報告はいつものブッシュ節か [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20070817/1187341021a
2007年8月17日(金)
9月のイラク報告はいつものブッシュ節か 2007/08/17
アメリカの議会関係者によると、9月に予定されているペトレイアス駐イラク米軍司令官とクロッカー駐イラク大使を議会に招いての現地報告について、ホワイトハウス=大統領官邸は議会内での私的な説明程度で済ませ、替わりに、イラク戦争の進展に関するブッシュ政府の報告は国務省と国防総省から行うと提案した。 An Early Clash Over Iraq Report
ホワイトハウス高官は、議会との非公式協議でこの提案がなされたことを比定しなかったが、議会の公聴会で駐イラク米軍司令官と米国大使への追及をかわすつもりはないと語った。
ブッシュの戦争政策に当否の判断を下すものと広く受けとめられている来月の議会報告まで、数週間を残すだけとなって、政府と議会のあいだにこのような駆け引きが為されること自体、あらゆる面で苦悩が浮き彫りになっている状況を反映している。
9月15日までとされている報告について、ホワイトハウス高官は、米国議会においてもイラクにおいても、ペトレイアス司令官とクロッカー大使がいつ、どこに、どのように登場するか何も決まってないと語った。イラクにおける米国の将来像を明示するにはほど遠い内容だと予想される9月の報告は、イラク戦争(と占領)をめぐる米国の政治局面を困難にするだけではないのか−−という懸念が共和・民主の両党で広がっている。
ホワイトハウス高官は先週、上院と下院の外交委員会(上院Foreign Relations Committee 、下院Foreign Affairs Committee)に、報告を発表する前に、議員に対してペトレイアスとクロッカーが説明をおこなうことを示唆した。公聴会にはライス国務長官とゲーツ国防長官が証言するようだ。
上院外交委員会のバイデン委員長(民主党)は、ブッシュ大統領の提案は受け入れがたいとホワイトハウスに回答し、上院軍事委員会のレビン委員長の側近は、「政府と協議中であり、・・・レビン上院議員は公聴会へのペトレイアスの喚問を望んでいる」と語った。
議会への報告も、文書は米軍司令官によって書かれるのではなく、ペトレイアスとクロッカーその他の助言を踏まえてホワイトハウスがまとめることになりそうだ。
作成者 uruknews : 2007年8月17日(金) 17:57 [ コメント : 0]