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【論説】靖国参拝見送りは中国への「不戦敗」…安倍首相は最後の支持基盤を失う間違い
1 :諸君、帰ってきたで?φ ★:2007/08/17(金) 07:41:06 ID:???0
先頃、いわゆる従軍慰安婦問題に関する日本政府への謝罪を求める決議が米下院本会議
で可決された。今年は12月に南京事件から70周年を迎えるが、中国政府関係や中国系の
人々によってやはり日本を非難する映画が10本近く製作されている。そんな中、安倍内閣の
高市大臣を除く閣僚が8月15日の靖国神社参拝を見送った。参拝が一人と寂しい限りだが、
参拝反対の国内外の圧力に屈した形だ。少なくともそのようなメッセージを国際社会に発した
ことは間違いない。またもや安倍内閣は対応を誤ったようだ。
(中略)
ましてや現代は容易に戦争が行えない時代だ。そのため、過去の「戦争の記憶」をめぐって
今日、武器を使用しない“戦争”が行われているのだ。過去の戦争の解釈をめぐって善悪を
明確にした上で、被害を受けたと称し、そのことを国際的に認定された者が、加害者と称される
者よりも道徳的に優位な立場に立つ。それは同時に政治的に優位な立場に立つことでもある。
(中略)
一昨年春の中国本土での反日デモが日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りを阻止
することが目的であったのと同じく、“歴史”を持ち出しての今日の“日本叩き”も、東アジアでの
覇権を確立しようとしている中国にとっては日本の常任理事国入りを阻止し、日米を離間させる
という現代政治の思惑によっているのであろう。事実、そのような結果になろう。
高市大臣を除く閣僚が8月15日の靖国神社参拝を見送ったことは、「戦争の代替行為」である
歴史解釈において敗戦を認めたに等しい。それも不戦敗だ。中国はほくそえんでいることだろう。
安倍首相は就任前、「一国の指導者が、その国のために殉じた人びとにたいして、尊崇の念
を表するのは、どこの国でもおこなう行為である。また、その国の伝統や文化にのっとった祈り方
があるのも、ごく自然なことであろう」(『美しい国へ』)と書いたほか、様々な場面で靖国神社参拝
を約束していたではないか。英霊への公約でもあったはずだ。首相は最後の支持基盤をも失う
間違った選択をしたのではないか。
ソース(イザ!・産経新聞・正論、高崎経済大学教授・八木秀次氏)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/76961