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自爆テロで175人死亡・イラク北部、少数派標的か 【日本経済新聞】
【カイロ15日共同】イラク北部モスルの西約120キロにあるカハタニヤで14日夜、燃料タンク車数台を使った同時自爆テロがあり、AP通信によると、少なくとも175人が死亡、約200人が負傷した。
現場は少数派宗教勢力ヤジディーの居住地区で、ヤジディーを標的にしたテロとみられる。現場に近い地元の当局者は、国際テロ組織アルカイダのメンバーによる犯行だと非難した。
イラクでは昨年11月、首都バグダッドのイスラム教シーア派地区を狙った連続車爆弾テロがあり、200人以上が死亡しており、今回のテロの死者数はこれに迫る最悪規模。地元当局者によると、現場では少なくとも30軒の家屋が爆発で破壊された。
今年2月以降、駐留米軍が首都バグダッドなどで進める軍事作戦の影響で、武装勢力は活動範囲を広げていると指摘されており、北部でテロが激化。7月7日には北部トゥズフルマト近郊の村で起きた自爆テロで約150人が死亡。同16日には北部キルクークの3カ所で爆弾テロが起き、約90人が死亡するなど大規模テロが相次いだ。(09:43)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070815STXKD003315082007.html