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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200708111541&page=2
【Technobahn 2007/8/11 15:41】NASAは10日、国際宇宙ステーション(ISS)から行われた高解像度カメラによる撮影調査によりスペースシャトル「エンデバー」の下部に3インチ(約7.62センチ)四方の耐熱パネルの剥離箇所が見つかったことを発表した。
打ち上げを記録したレーダー・イメージによる解析では、打ち上げ約58秒後に、外部燃料タンクから剥離した氷の塊が衝突したことで耐熱パネルが剥離したものと見られている。
スペースシャトル・シャトル「コロンビア」は2003年2月、打ち上げ時に外部燃料タンクから剥離した氷の塊が衝突したことで耐熱パネルが剥離し、それが原因となって地球の大気圏に再突入時に空中分解を起こすという大事故を起こしていた。
会見を行ったNASAの担当者は「今のところ、この剥離箇所がどの位、深刻なものかは判らない」と述べた上で「状況によっては宇宙飛行士が船外活動を行って剥離箇所を塞がなければならない」との見解を示した。
現在、NASAでは、この耐熱パネルの剥離箇所の深刻度を調査するために、剥離した箇所の正確な大きさや深さについて詳細な調査を行っている。
画像は10日にNASAが公開したスペースシャトル「エンデバー」の下部に生じた耐熱パネルの剥離箇所のクローズアップ写真(画像提供:NASA)