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2007年8月 9日 (木)
気温50℃、600万人が水なし生活のバグダッド=ブッシュの人道に対する大罪
イラン・イラク戦争以降、イスラエルのために米国はすでに300万人のアラブ人をジェノサイド(大量虐殺)している(これは後に述べる)が、それでも飽き足らないようだ。
Baghdad - 6 Million People, 117 Degrees And No Water
http://www.rense.com/general77/bagag.htm
(引用)
Major parts of the city of six million people have lacked running water for six days, while daily high temperatures have ranged from 115 to 120 degrees. The tiny amount of water dripping through the pipes is causing many of those who must drink it to suffer acute intestinal illness.
According to reports, not enough electricity is available to run Baghdad's water pumps. This in(isの間違いだろう) a country with vast energy resources.
(引用終わり)
バグダッドの600万人の住民がもう6日間も水不足に悩んでいる。最高気温は華氏115〜120度(46〜49℃)に達する。大産油国にもかかわらず、ポンプを動かす電力不足に悩まされているという。
米国はジュネーブ条約(第四条約)
第五十五条〔食糧、医薬品〕 占領国は、利用することができるすべての手段をもって、住民の食糧及び医療品の供給を確保する義務を負う。特に、占領国は、占領地域の資源が不充分である場合には、必要な食糧、医療品その他の物品を輸入しなければならない。
第五十九条〔集団的救済〕 占領地域の住民の全部又は一部に対する物資の供給が不充分である場合には、占領国は、その住民のための救済計画に同意し、且つ、その使用することができるすべての手段によりその計画の実施を容易にしなければならない。
に違反している。
米国のアラブ人に対するジェノサイドは、イラン・イラク戦争以降、300万人に達している。
American Genocide In The Middle East: Three Million and Counting
http://www.commondreams.org/archive/2007/08/08/3059/
これはアイオワ大学の4年生、David Goodner氏の論文である。
これによると、米国が双方の消耗を狙って双方に資金援助したイラン・イラク戦争で100万人。湾岸戦争〜経済制裁にかけて100万人、イラク侵略後100万人。
研究ソースとしては、イラン・イラク戦争については、93年にフロリダ大学から出たThe Iran-Iraq war: the politics of aggression.、湾岸戦争〜経済制裁については、2003年に出たhttp://www.lshtm.ac.uk/cps/public/excess%20mortality%20in%20Iraq.pdfを参考にしている。これには、当方が何度も指摘してきた劣化ウランと経済制裁により、イラク南部と中部で5歳以下の幼児50万人が死亡したというユニセフの調査もここに書いてある。
なお、イラク侵略後の推定死者数はここに出ている。
http://www.justforeignpolicy.org/iraq/iraqdeaths.html
これは、イラクの幼児の死亡率の推移である。これを見ると、米国の劣化ウラン使用によるジェノサイドは明らかだ。
なお、今回は意図的にイスラエルのイラクにおける悪行は書かなかったが、量が多すぎて別の記事として書いた方がいいからだ。