★阿修羅♪ > 戦争94 > 560.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□アフガン拉致:人質救出で「誤報」、ロイター打電で騒動 [朝鮮日報]
http://news.livedoor.com/article/detail/3255761/
アフガン拉致:人質救出で「誤報」、ロイター打電で騒動
2007年08月03日07時56分
アフガニスタンの韓国人人質事件がこう着状態に陥る中。、ロイター通信が1日夜、「救出作戦開始」と至急電で伝え、全世界のマスコミが転電する誤報騒動があった。
ロイター通信は同日午後8時42分(韓国時間、以下同)、「韓国人21人の救出作戦が進行中」と至急電に伝え、その後も関連原稿を打電した。
世界各地のメディアはロイター通信を引用する形で、「救出作戦開始」と相次いで報道。米CNNテレビは午後9時29分、「ロイター通信が人質救出に向けた軍事作戦が始まったと報道した」と伝えた。米ABCテレビもウェブサイトにロイターの原稿をまるで自社が確認したかのように掲載した。英BBC放送は「韓国人が拉致された地域で戦闘が起きた。救出作戦が始まったとみられる」と伝えた。
一方、独DPA通信はロイターが第1報を打電した5分後に「人質救出のための軍事作戦ではない」と報道した。しかし、アフガニスタン軍は当時、ガズニ州で住民に軍事作戦を予告し、避難を勧告するビラをまいたことが分かり、救出作戦開始の報道を無視できない状況だった。タリバンの報道担当者は「救出作戦が行われれば、人質を全員殺害する」と警告した。
結局、ロイター通信は午後10時31分、「現地特派員らの間で意思疎通に問題があった」として、誤報だったことを認めた。
朝鮮日報は2日付の中版1面で、軍事作戦突入とそれを否定する報道が飛び交っている状況を「外信の報道まちまち」と大きく扱った。その後の紙面ではアフガニスタン政府と韓国政府が報道内容を否定していることに重点を置いた報道を行った。AP通信は同日、「誤報は軍事作戦をリアルタイムで報道することが作戦全体を危険にさらしかねない」と懸念する記事を配信した。
イ・ソクホ記者