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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200708021514&page=2
【Technobahn 2007/8/2 15:14】米海軍省は1日、ボーイング社とノースロップ・グラマン社の2社の間で競わせていた無人戦闘攻撃機(Unmanned Combat Air Systems)の実験機開発計画に関して、ノースロップ・グラマン社の開発計画案を承認、今後はノースロップ・グラマン社が開発を行ったX-47をベースに実証機の開発を進めていくことを正式に決定した。
無人戦闘攻撃機開発計画は海軍が共同で進めている無人戦闘攻撃機開発のために技術検証計画。当初は「統合無人戦闘攻撃機(Joint Unmanned Combat Air Systems)」という名称の元で国防省、空軍、海軍の共同開発計画として計画が進められてきたが、2006 年になって空軍が計画から離脱したことを受けて、海軍の艦載機として計画が再編されていた。
今回の決定を受けて、ノースロップ・グラマン社には最低6億3580万ドル(約762億円)の開 発費が拠出され、無人戦闘攻撃機の実証機の開発を目指して開発が継続されることとなる。
海軍では空母から発進させた上で敵地深くまで進入して、攻撃などを行う極めて危険度の高い任務にこの無人戦闘攻撃機を用いることを計画している。
無人戦闘攻撃機はパイロットの身体的条件にも制約を受けないため、通常の有人飛行機では困難なアクロバティックな飛行が可能。また、パイロットに休息を与える必要がなく燃料が続く限りいつまででも飛行を行うことなども可能となるため、無人戦闘機が現実化した場合は、これまでの空母を中核とした海軍の航空戦術を塗り替えてしまう程の大きなインパクトが生まれることが期待されている。
画像はX-47の実験機(画像提供:米国防総省)