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(回答先: 国連駐在の朝鮮常任代表・・・ 日本の野蛮な暴挙 「現代版人種粛清」 【ネナラ】 投稿者 hou 日時 2007 年 7 月 20 日 21:00:07)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007070502029674.html
在日女性ら起訴猶予 薬事法違反事件『スパイ扱い』と怒り
2007年7月5日 朝刊
昨年十一月、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)東京都本部(文京区)などが家宅捜索を受けた薬事法違反事件で、東京地検は四日、無許可で薬を販売したとして、同法違反容疑で書類送検された世田谷区の男性医師と在日朝鮮人の女性朴順粉(パク・スンブン)さん(75)を不起訴(起訴猶予)にしたと発表した。朴さんは「何も悪いことはしていないのに、あたかも『北のスパイ』のようにでっち上げられ、捜査や報道に強い怒りを感じる」と話している。
警視庁公安部は昨年十一月、医師が医薬品販売許可がないのに、朴さんに栄養剤などを販売。朴さんはそれを北朝鮮に持ち込もうとしたとして、捜査員二百七十人を動員して強制捜査に着手。朴さんの自宅や総連関連施設、「万景峰92」が出航する新潟市にある総連祖国訪問新潟出張所などを捜索した。朴さんの容疑は、医師に違法な販売を促したとする同法違反教唆だった。
その後、公安部は先月五日、医師が二〇〇四年と〇六年の二回、朴さんに栄養剤二箱と肝臓疾患の薬九箱を無許可で販売したとして、医師と朴さんを書類送検した。
ところが、東京地検で検討したところ、(1)栄養剤は朴さんが個人的に服用していた(2)肝臓の薬は朴さんが北朝鮮にいる家族を訪問する際、肝炎を患っている息子に持参した−ことが認められた。
東京地検は「違反は認められるが、利得や横流しの目的はなかった。総連の組織的関与も認められず、個人的な事案としか認定できない」として六月二十日付で不起訴とした。朴さんの代理人が最近、同地検に問い合わせて分かった。
「家族にも苦痛」
報道への不満も
朴さん会見
「持病の薬と北朝鮮で暮らしている病気の息子に薬を持って行こうとしただけ。私も家族も大変つらい思いをした」
朴順粉さんは四日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、捜査と報道への疑問をぶつけた。
「事件」は昨年五月、朴さんが北朝鮮で暮らす息子に会いに行くため、新潟港から船に乗り込もうとしたとき、税関職員に荷物に入っていた栄養剤の点滴薬二箱と肝臓疾患の薬九箱を見とがめられたことから始まった。
がんや腸閉塞(へいそく)で四回手術した朴さんは、体調が悪くなると点滴薬を使ってきた。
「数年前に北朝鮮に行った時に体調を崩し、点滴薬がなくて苦労した。余れば医師の息子にあげようと思った。息子は肝炎なのでその薬も入れた」と話す。
警視庁の捜索を受け、マスコミは「点滴薬は生物兵器に転用可能」「北朝鮮核開発と関連? 肝臓薬も」「在日女性『北』高官用? 薬持ち出し」などと報道。朴さんの自宅には「ここから出て行け」「殺してやる」と嫌がらせの電話が殺到したという。
代理人の古川健三弁護士は「在日朝鮮人に対する偏見や差別を助長する意図的な捜査。着手から送検まで半年以上もかけたのも不可解で、関係者の苦痛は大きい」と批判した。