★阿修羅♪ > 戦争94 > 290.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□迫撃弾を浴びて占領協力者の会合流れる [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20070718/1184767274
2007年7月18日(水)
迫撃弾を浴びて占領協力者の会合流れる 2007/07/18
14日正午、イラク・レジスタンスがマダインで迫撃砲攻撃、占領協力者による「マダイン救済議会」設立会議を開こうとしていたCIAの手先アハマド・チャラビの試みを頓挫させた−−イスラム法学者協会が14日午後4時50分の速報で伝えた。
目撃者の話では、迫撃弾が炸裂しはじめるや、アハマド・チャラビは部下を連れて現場から遁走した。チャラビと会議の同席者がすばやく逃げ出したあと、米軍が急行して一帯を包囲したが、会議に出席することになっていた占領協力者たちに犠牲がでたかどうかは情報が得られてない。
法学者協会は、米軍と傀儡政権がイラクの諸州に占領協力者による機関を設置しようとしてきた、と指摘した。この組織は「救済会議」と呼ばれているが、彼らの狙いは部族指導者を懐柔して占領当局への協力者にし、地方の傀儡警察と民兵を編成することにある。
米軍が2003年春にイラクを侵攻したとき、アメリカ人は約2万〜3万人のシーア派民兵を連れて来たが、彼らはイランで訓練と武装を与えられた者たちだった。米国のイラク占領後は、こうした武装集団が傀儡警察と治安部隊の核となり、アメリカ軍は地方住民への対処を彼らに依存した。
しかし、絶え間ないイラク・レジスタンスの攻撃がアメリカにイラク撤退を模索させるまでになり、イランの宗教権威と結びついたシーア至上主義の民兵が威張りだした。多くの事件で、彼らは米軍から支給された制服を着用しているものの、権威主義者であるイラン根本主義政権の代理人を護衛する役割を果たしてきた。それはアメリカ軍がイラクから去る時に、漁夫の利を得ようとするものである。
シーア至上主義者の治安部隊と米軍との衝突は、イラク社会の中から別の勢力を抱きこんで、シーア派民兵に替わる治安部隊を養成し、アメリカの占領体制を守り維持する基盤とすることをアメリカに迫った。特に、アメリカ政府は最近、スンニ派のベドウィンである部族指導者を「反シーア派」のプロパガンダで釣り、アメリカが当初から描いてきたイラクの宗派的違いを利用して誇張している。
14日、マダインにおいて占領協力者がレジスタンスに砲撃されたことは、占領協力者をかき集めようとするアメリカに屈辱的な後退を迫るものとして、一連の事件のなかでは最も新しいできごととなった。
作成者 uruknews : 2007年7月18日(水) 23:01 [ コメント : 0]