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□米国: 重要な達成目標ほど進展が乏しい [イラク情勢ニュース]
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/07/13 (金)
☆米国: 重要な達成目標ほど進展が乏しい 2007/07/13
☆イラクの改善を測る基準と達成度
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☆★米国: 重要な達成目標ほど進展が乏しい
イラク情勢ニュース 速報&コメント 7月13日
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イラク情勢に関してブッシュ政府が12日におこなった報告には、イラク政府
に対して達成課題として要求していた18項目の判断基準について、「満足」と
「不満」の評価が半々という、既に報告前から報道されてきたように、まったく
新味のないものだった。しかし米国政府のイラク政策を担当する中枢に近い関係
者は、彼らがリアルに感じているイラク情勢をもっと辛辣に見ている。
彼らにその評価を率直に語らせると、重要な達成目標ほど進展が乏しい、とい
うのだ。
例えば、政府の評価が「不満」としている分野は、<石油収入の配分><州ご
との選挙><元バース党員への公職復帰制限の緩和>などである。他方、進展に
「満足」と報告された分野は、<バグダッドの治安作戦検証委員会の設置><憲
法の再検討>など、前者に比べるとどれも重要性の乏しい項目である。
さらにいうなら、進展の兆しが見られるとされた項目の多くも、実は、それ以
上の達成が困難だろうと考えられているのである。石油法についていうなら、
「今年の初め」と約束されていたが、ほとんど進展が見られなかった。
このような特徴を総合するなら、今回、議会の求めに応じる形でおこなわれた
中間報告は、全体として、ブッシュ政府が設定した目標を達成するのは困難であ
り、将来的にも不確実さが強調されたと言う方が正しい。
もっとも、達成目標の設定自体に批判的な論者からは、十数項目の課題が設定
されたのは、もともと米国の重要な目標を隠すためにさほど重要でない項目も一
緒に散りばめており、イラク情勢をほんとうに理解しようとするならこの基準は
役に立たないと指摘されていた。
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☆★イラクの改善を測る基準と達成度
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米国議会への中間報告で評価された目標ごとの達成
(○は「満足」、×は「不満」とされたもの)
憲法の再検討 ○
脱バース党の制限緩和 ×
石油収入の配分 ○
独立選挙管理委員会 ×
民兵の解体 ×
イラク軍3旅団の訓練 ○
政治的干渉を受けない
イラク軍司令官の権限確立 ×
宗派間暴力の削減 ○
米イ合同軍の創設バグダッド ○
作戦可能な治安部隊の増強 ×
少数派政党の権利保護 ○
イラク再建に100億ドル割当 ×
治安部隊の政治権限の確保 ○
準自治地域形成への準備 ×
恩赦にむけた法整備と実行 半々
首都バグダッドの治安確保 ○
政治・報道・経済・行政サービス ○
(※報道によって若干の違いがあることをお断りしておきます)
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オリジナル(英字) 編集 Muhammad Abu Nasr:
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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