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プーチンロシア大統領の、反ユダヤ、反米、ナショナリズムの復活・再生に向けた大胆な戦略と行動には、日本としても、見習うべき点が多くあるようです。以下は、プーチンロシア大統領が、米のイラン核攻撃を阻止したことを指摘するサイトです。
http://gabrico-ovalnext.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_39a1.html
プーチン、米のイラン核攻撃を阻止
まずは、ワシントンタイムス7/6の記事。
（引用）
Nuclear message
International radio operators picked up large numbers of coded Air Force communications being sent around the world on June 26 that indicated some type of military activity was about to take place.
＜中略（空軍基地名の羅列なので）＞
The messages appeared to be emergency action messages, coded communications sent by the Joint Chiefs of Staff to U.S. Air Force strategic nuclear forces.
The messages sent June 26 included 174 characters, much longer than normal 30-character messages, and amateur radio monitors say they have not seen the size of this message since the 1991 Persian Gulf War.
（引用終わり）
６月26日、全世界の米空軍基地（横田基地を含む）に、無線メッセージが流れた。メッセージは174文字で、通常の90文字以下に比べて異様に長く、湾岸戦争以来の長さだった。メッセージは緊急のもので、近々の軍事行動を示唆するもの。というような内容だ。
これはひとまず置いておいて。
周知のように、７月１〜２日には、老ブッシュの別荘で、米ロ首脳会談がおこなわれた。メインテーマは、東欧のミサイル防御（ＭＤ）システム問題。今年2月、米国がポーランドとチェコにＭＤを配備すると発表。ロシア側は当然激怒。米は「対イラン」という苦しい言い訳。だったら、オレもＭＤシステムに入れろと、プーチンに付け込まれる始末。結局、何のアジェンダもなく終了。
それどころか、４日にはロシアがポーランドおよびリトアニアとの国境地帯にミサイルを配備する可能性を示唆。さらに事態が悪化しつつある。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070705-00000408-reu-int
それでは、今日の本題、この米ロ首脳会談中に起きたことを書こう。
http://www.whatdoesitmean.com/index1020.htm
Putin ‘Narrowly’ Averts US Nuclear Armageddon
（プーチン、すんでのところで米国の核攻撃を防ぐ）
回り道になるが、whatdoesitmean.comのサイトの説明が必要だ。表明上は在欧のロシア人とみられるSorcha Faal女史のコメントを掲載するサイトだが、よくＦＳＢ（ＫＧＢ後のロシア諜報機関）、軍などの情報が流れ、実質ロシアの諜報サイトの感がある。したがって、ロシア側のプロパガンダという部分も飲んで読む必要がある。
今回もロシアの軍事アナリストのリポートという形だ。
（引用）
Russian Military Analysts are reporting today that this past weeks ‘Sudden-Summit’ between Presidents Putin and Bush in the United States has ‘narrowly averted an American nuclear Armageddon’ in which the Americans were planning a massive atomic strike upon Iran.
Putin was advised immediately prior to the ‘Sudden-Summit’ by Russian Military Commanders that the United States had issued the orders for a nuclear strike on Iran
（引用終わり）
プーチンは、首脳会談の直前に、ロシア軍部から米国がすでにイランに対する核攻撃の命令を出している（前段のワシントンタイムスの記事）を知らされ、会談で辛うじて止めさせたということだ。
では、何と言ったのか。
（引用）
These reports state that Putin was ‘blunt’ with the American War Leader Bush in stating that any nuclear attack upon Iran’s nuclear facilities, being built by Russian nuclear engineers and technicians, would be viewed by Russia as attack upon Russia itself.
（引用終わり）
プーチンは、ブッシュにぶっきらぼうに、「もしロシアのエンジニア、技術者が建設したイランの原子力施設を核攻撃すれば、それはロシアへの攻撃とみなす」と言った。カッコイイぞ。オイ。
また、
（引用）
These reports further state that the planned American nuclear strike upon Iran was to coincide with Israel’s long-planned invasion of Syria, and which their military forces are currently massed in what is described as the largest ‘war games’ on the Golan Heights since Israel’s capturing of this Syrian territory during the 1967 Six Day War.
引用終わり）
米国のイラン核攻撃は、イスラエルのシリア侵略と同時に行われる予定。イスラエルのシリア侵略はゴラン高原を占拠（今も不法に占領中）した67年の６日戦争以上のものになるという。
ただ、シリアにはロシアが提供したSunburnsという核ミサイル（あるいはその改良型）があると言われている。これはイスラエルのHarpoon Missileより高性能。発射から30秒以内にマッハ2.2まで加速。巡行高度がわずかに180メートル。ダマスカスからテルアビブまで、わずかに３分である。95年には、米海軍がロシアから買おうとしたが当然拒否された（下記サイトの一番下を見よ）。
つまり、イスラエルのシリア攻撃は、そのままイスラエル滅亡につながる可能性もある。
http://www.vialls.com/myahudi/sunburn.html
Russia Ready to Vaporize the Jewish State
ロシアはイスラエルを「蒸発」させる準備ができた
また、話は変わるが、今回の米ロ首脳会談は、ワンタ・ファンド絡みのロシアの取り分300億ドルの支払い期限が６月29日までだったのに、それが支払われなかった（ネコハバされているから）ことも協議されたようだ。
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