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□米有力紙がついにイラク撤退を求める [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20070709/1183986127
米有力紙がついにイラク撤退を求める 2007/07/09
7月8日付の米ニューヨーク・タイムズ紙は、ついに米軍のイラク撤退を呼びかけ、ブッシュ大統領による軍事力に頼ったイラク安定化策は大義を失ったと書いた。
同紙はニュース・ページの半分をさいて単独の社説を掲げ、「(敗走ではなく)整然とした撤退をおこなうために国防総省が必要とする時間以上に遅らせることなく、アメリカがイラクから去るべき時である」と述べた。
※ニューヨーク・タイムズ 7月8日付 Editorial: The Road Home
http://www.nytimes.com/2007/07/08/opinion/08sun1.html?th&emc=th
「われわれは多くのアメリカ国民同様、既にその結論を提案し、ブッシュ大統領が真剣に米国を災厄から救いだす努力をする徴候を待っている。その災厄とは、十分な根拠もなく、地球規模の反対を押し切って、その後のイラク安定策もなしに、彼がイラクを侵攻することで引き起こしたものである」云々。
だがニューヨークタイムズの主張は、ブッシュ大統領が明確な見通しと計画を持たなかったと指摘することによって、イラクの石油資源を奪うという公式には隠された戦争目的に触れることを避け、そのためにアメリカ自身が米軍のみならず傀儡勢力や影響下にある民兵をも動員して、おびただしい数のイラク国民を殺害し、日々の生活を脅かしてきたし今も脅かしていることにも触れないでいる。
客観的に振り返ってみると、昨年の米中間選挙を経てベーカー委員会の勧告が出たあとも、米紙ニューヨーク・タイムズはブッシュ大統領のイラク政策に対する国民の不満を報道する一方、イラク国内の状況については「内戦」を強調するとともに、「テロ対策」と「治安回復」という米軍増派の口実を政府の説明通りに鵜呑みにした報道を続けてきた。
最近では、米軍発表を鵜呑みにして、レジスタンス組織の1つである1920年革命旅団がアルカイダ掃討で米軍に協力し武器まで提供されているというデッチあげ報道を、率先しておこなってきた。
船が遭難すると、沈没前に船倉のネズミが逃げ出すという。似てはいないだろうか?
作成者 uruknews : 2007年7月9日(月) 22:20 [ コメント : 0]