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http://www.cnn.co.jp/world/CNN200707060036.html
パキスタン大統領機に「攻撃」、無事 ロケット弾説も
2007.07.06
Web posted at: 19:24 JST
- CNN/REUTERS
イスラマバード――パキスタンの情報機関当局者は６日、首都イスラマバードに近いラワルピンディの軍飛行場を離陸したムシャラフ大統領搭乗に発砲があったことを明らかにした。ロイター通信は、軍を含む政府当局者はこの事実を否定したと報じた。
地元テレビ局は、攻撃はロケット弾で行われたと伝えた。大統領機は予定通り飛行、洪水被害の視察で南西部バルチスタン州に到着した。
情報機関当局者によると、攻撃は失敗、逮捕者も出ていない。ロイター通信のカメラマンは、軍飛行場に近い民家などの密集地域にある２階建ての住宅屋上に大口径の機関砲２基が設置され、住民は発砲を目撃したとも伝えた。現場周辺は治安要員が封鎖しているという。
この機関砲が大統領機の攻撃に使われたのかは不明。建物は無人で、借り主を探していたという。近所の住民によると、５日夜に子供連れのカップルが下見などで訪れていた。
大統領はこれまで２度、暗殺未遂に遭っている。いずれも２００３年１２月に起きたもので、国際テロ組織アルカイダ系の戦闘員が関与していた。
イスラマバードのモスク（イスラム教礼拝所）では現在、アフガニスタンの旧政権勢力タリバーンに同調的な強硬派のイスラム神学生と治安部隊がにらみ合い、銃撃戦も起きている。学生らは部隊が突入した場合、自爆攻撃も辞さないとけん制している。
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