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約4カ月ぶり解放のBBC記者、支援に感謝表明
2007.07.05
Web posted at: 17:38 JST
- CNN/AP/REUTERS
エルサレム──パレスチナ自治区ガザで「イスラム軍」を名乗る武装勢力に拉致され、4日未明に約4カ月ぶりに解放された英BBC放送のアラン・ジョンストン記者は、当地で生放送の記者会見に応じ、拘束中に支援してくれた人々への感謝を表明した。
ジョンストン記者は武装勢力の潜伏先4カ所で拘束されていた。武装勢力側からラジオ聴取を許されていたため、BBCラジオの国際放送で、世界各地や記者仲間から寄せられた励ましのことばを聞くことができた。同記者は、両親を支えた人々や、徹夜集会を開いた人々がいることを知り、孤独の中で希望をつないでいた。勤務先BBCについても、自分を見捨てないと考えていたという。
ジョンストン記者は、知人のみならず直接面識のない人々の支援、自身の拉致について報道を続けた各国メディアに感謝するとともに、これまでの生活を取り戻し、家族も世間の注目を浴びない状態に戻ることを希望していると語った。
記者会見には、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスのハニヤ前首相が同席。ジョンストン記者は、ハマスの介入がなかった場合、自身は解放されなかっただろうとの認識を示した。
ジョンストン記者は、今後は問題に巻き込まれないよう注意すると明言。また、BBCは今後ガザ地区を危険地域とみなし、記者派遣の是非を検討する意向にある。中東情勢に強いジョンストン記者の今後については、本人の意思次第だとしている。
http://cnn.co.jp/world/CNN200707050026.html