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□ファルージャ住民がスンニ派の占領協力者に抗議 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20070630/1183213829
2007年6月30日(土)
ファルージャ住民がスンニ派の占領協力者に抗議
クドス・プレスは27日付で掲載した自社ウェブサイトで、ファルージャ住民数百人が国民議会に議席を持つスンニ派の「合意戦線」に辞職を求め、同日、街頭をデモ行進したと報じた。
Protestors in al-Fallujah demand Sunni collaborationist “National Accord Front”
resign from puppet “Parliament”
「国民合意戦線」は2005年10月に創立され、イスラム党、イラク国民全体会議、イラク国民対話会議、その他のスンニ派宗派主義政党と個人で構成され、彼らは米国の後押しするシーア派宗派主義からスンニ派住民を保護するという主張を掲げて結束したが、アメリカが運営する「政治プロセス」に加わり、アメリカの指揮下に設立された傀儡政権に参画した。この連合組織は傀儡議会に44議席を占め、その議員たちは全員がマリキ首相の率いる内閣でポストに就いた。
27日の抗議デモを呼びかけた1人であるムハンマド・アフタン師は、クドス・プレスの取材に、次のように述べた。
「国民合意の議員たちは3年前、ファルージャに対する(米軍およびイラク軍の)包囲を解こうとせず、スンニ派住民の疫病神であることが明らかになった。傀儡政権と政治プロセスに彼らが参加したことは、宗派主義の政府に正統性を与えた以外の何ものでもなかった。殺人が増え、市民の追放が続いているのに、彼らはこれに対してこれといって何もできない。憲法は変わらず、治安情勢は少しも改善されず、公共サービスもなく、あげくには彼らは自分たちの演説のなかで政府を前進させることも後退させることもできないと認めている。では、彼らがそこにとどまるのは何のためなのか?」
クドス・プレスは、「合意戦線」は2005年末の国民議会選挙に際して、治安情勢と公共サービスの改善および憲法改正を約束して米軍の提唱した「政治プロセス」に参加した、と指摘した。クドス・プレスの報道によると、「合意戦線」が政治プロセスに参加してからの1年半、イラクのスンニ派住民は彼らをとりまく状況になんら改善の兆しを認めることができず、その結果として、「合意戦線」の評判はひじょうに悪化した。
作成者 uruknews : 2007年6月30日(土) 23:30 [ コメント : 0]