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□国連レバノン暫定軍に爆弾攻撃、6人死亡 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200706250002.html
国連レバノン暫定軍に爆弾攻撃、6人死亡
2007.06.25
Web posted at: 09:48 JST
- CNN/AP/REUTERS
ベイルート──イスラエル国境に近いレバノン南東部ヒアムバレーで24日、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)のパトロール部隊の車列を狙った爆弾攻撃があり、スペイン兵3人とコロンビア兵3人の合計6人が死亡し、数人が負傷した。
スペインのアロンソ国防相は首都マドリードで記者団に対し、爆弾が遠隔操作で爆発したか、自動車を使った自爆攻撃だった可能性を示唆した。また、レバノン治安関係筋は、爆弾がスペイン軍の車両に積まれてい弾薬の二次爆発を引き起こし、車両炎上を招いたとの見方を示した。
スペイン軍は現地の治安悪化を受け、ここ数週間警備体制を強化していた。事件現場はスペイン兵が日常的に通行していた道路にあり、死亡した兵士は18─21歳だった。
レバノンでスペイン兵が死亡したのは初めて。犯行声明は出ていないが、レバノン国内の過激派はUNIFILへの攻撃を警告していた。一部報道によると、レバノン当局に拘束されたアルカイダとのつながりが指摘されている武装組織「ファタハ・イスラム」の戦闘員は取り調べで、UNIFIL攻撃を計画していたことを自白したという。
UNIFILは昨年のイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエル軍の戦闘を受け、増強された。