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「ＷＴＣ崩壊の新たなシミュレーション」を掲げて、自分で自分の首を絞める愚かな「公式説」応援団ども（ＮＹタイムズ）
６月２２日付のニューヨーク・タイムズ紙はSewell Chanなる人物による「9/11 Simulation Taxes Purdue Servers」という題名の記事を掲げ、テキサスにあるパーデュー大学の研究チームが作成したらしい「ＷＴＣ崩壊の新たなシミュレーション」を紹介しています。
この記事はどうやら米国のＴＶタレント、ロージー・オドーネルが「はまっている陰謀論に対する論駁」ということらしいのですが、何よりも下のＮＹタイムズの記事からそのビデオをご覧ください。
http://cityroom.blogs.nytimes.com/2007/06/22/911-simulation-taxes-purdue-servers/
下のUrlから直接入ることもできます。
http://news.uns.purdue.edu/mov/2007/HoffmannWTC.mov
Hoffmann WTC.move
例によって例のごとく、なのですが、全くもって「ＷＴＣ崩壊の説明」ではなく、飛行機が突っ込んだシーンの再現に過ぎません。
ここでＮＩＳＴ（米国国立標準技術研究所）のＷＴＣ崩壊に関する最終報告（２００５年１２月）の一部をお見せしましょう。
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（「ＮＩＳＴ最終報告」８２ページ Chapter 6: Reconstruction of the Collapseより）
あらゆる収集されたデータと分析から得られた総合的な知識により我々は、それぞれのタワーの可能性ある崩壊過程の進展、崩壊に関与した要因の特定、そして、ビルのあり方を進歩させて人命の損失を軽減させることができたのかもしれない要因の一覧を知ることができる。
この研究の焦点は、飛行機による衝撃の瞬間からそれぞれのタワーの崩壊開始に至るまでの一連の出来事であった。この報告の短さのために、この一連の出来事は「可能性ある一連の崩壊」という形で言及されたが、それは実際には、崩壊開始の条件が整い崩壊が不可避となって以後のタワーの構造的な振舞いを含むものではない。
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早い話が、「崩壊が開始して以後のことは知ったことではない！」という意味です。そりゃまあ、そうでも言っておかないと、「公式説」のありとあらゆる嘘とでたらめを晒し者にしなければなりませんからね。
どこかの公式説応援団員なら、「いやいや、ＮＩＳＴが研究したことはあくまでも『崩壊の原因追究』なのだから、崩壊開始以後のビルの振る舞いについて省略したのは当然だ」などという暴論を吐きかねないのですが、喩えて言えばつぎのようなことです。
例えば医者が一人の患者を診断して治療する際に、発病寸前までの事実については多少手を抜きながらもそれなりに細かく分析し記録しておいて「このカルテは患者の発病以後の症状を含むものではない」と書いたなら、医療ミスで訴えられても文句は言えないでしょう。「発病前に寒気と倦怠感と咳があったから風邪だ」と診断して、発病後に血便が出ようが黄疸が現れようが、吐血しようが発疹が見られようが、「そんなことは知ったことではない。発病前の様子から風邪に決まっている！」と、まあ、ＮＩＳＴの言うことは、そして一般的に「公式説＝重力による崩壊説」の言うことは、喩えて言えばこういう具合でしょうね。単なる「医療ミス」というよりはむしろ「殺人」でしょう。
ＷＴＣの崩壊こそが２千数百も人命を直接に奪った「殺人現場」なのです。それを「崩壊が開始してからのことは知らん！」と言いながら、その後に起こった、重力による崩壊では到底！１００％説明不可能な現象から、ただひたすら逃げまくっているのが、ＮＩＳＴやＦＥＭＡ、そして今回のパーデュー大学の研究チーム（Prison Planetによれば米国国立科学財団から資金を提供されたらしい）のような、国家お抱え詐欺師集団なのです。
彼らが、私が下のシリーズで指摘したようなことに一言でも答えようとしているかどうか、ご覧になればすぐに判明することでしょう。
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/207.html
ＷＴＣ爆破解体レビュー（１）：吹き飛ばされた巨大な「壁」【倒壊２日後の写真より】
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/264.html
ＷＴＣ爆破解体レビュー（２）爆破によって転倒し始めた第２ビル上層階
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/322.html
ＷＴＣ爆破解体レビュー（３）爆破で中空に消え去ったＷＴＣ第２ビル上層階
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/413.html
ＷＴＣ爆破解体レビュー（４）爆風の噴出（squibs）とNISTの虚説「空気ポンプ」
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/444.html
ＷＴＣ爆破解体レビュー（５）断末魔の告発：崩壊後も立ち続けたコア鉄柱群
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/514.html
ＷＴＣ爆破解体レビュー（６）『微粒子の雲』を作った巨大エネルギー
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/589.html
ＷＴＣ爆破解体レビュー（７）解体の鍵を握るWTC地下基礎部分の全面破壊
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