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□南イラク旅団がマフディ軍に宣戦布告 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20070620/1182343017
2007年6月20日(水)
南イラク旅団がマフディ軍に宣戦布告 2007/06/20
「占領軍の撤退後に実権を握ろうとして、マフディ軍メンバーこそがイラク南部における惨劇の主犯となっている」。南イラク旅団を名乗るグループはこのように指摘する声明を発し、バスラにおけるモスクと聖地を攻撃しているのは親イラン派グループ(=マフディ軍を指す)であるとして、シーア派至上主義の民兵組織マフディ軍に宣戦布告した。イスラム法学者協会が17日午後2時51分(バグダッド時間)の速報で伝えた。
“Southern Iraqi Brigades” declares war on Jaysh al-Mahdi
南イラク旅団のメンバーは、アラブ部族の部族員である元兵士で編成されており、また全員が自立した市民であり、イラクにおけるイランの干渉とイラク南部でイランの手先となっているイラク人に反対している。6月17日に発表された声明のなかで、南イラク旅団は、「バスラでのマフディ軍の恥知らずな行動は大勢の一般市民に死をもたらし、サマッラの聖廟が爆破されたあとの最初の晩には、イスラムの礼拝所を焼き払う攻撃で30人以上を殺し、他にも大勢を負傷させた」と述べた。
南イラク旅団の声明は、マフディ軍が警察、諜報機関、多くのスパイ機関といった政府系の治安組織に多数浸透し、その種の部門で仕事をしている70%はマフディ軍だ、と断言した。そうして彼らは政府とその諸機関がイラク南部で公然と犯罪を遂行するのを助けており、宗教とシーア派の名を悪用する(=シーア派の一般教徒に罪はない)犯罪者集団の暴走が手を着けられない状態になった。
南イラク旅団の声明はさらに、マフディ軍が占領軍と戦うと繰り返し叫びたてるので、長いあいだ、マフディ軍に反撃することに慎重になってきたが、「彼らの(口先の)論理はわれわれの目標と似ているが、彼らが言っていることは真実とはほど遠く、彼ら自身もイランと南レバノンでイラク人を殺す訓練を受けてきた」と宣言した。
南イラク旅団はその銃口をマフディ軍のならず者にむけるべく訓練を積んできたと警告し、「もはやこうした殺人犯に対する慈悲はなく、彼らこそがイラク南部における惨劇の主犯であると認識するにいたった」と宣告した。
作成者 uruknews : 2007年6月20日(水) 21:36 [ コメント : 0]