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(回答先: アルジェリアの悲劇とパレスチナの悲劇 投稿者 妹之山商店街 日時 2007 年 6 月 20 日 20:06:22)
(VIDEO 3:36)
http://www.vesti.ru/video.html?vid=103985
パレスチナ人と結婚して現地に住むロシア人女性など
約140人のロシア人がガザ地区からの脱出を希望しています。
ユリア・エルショワさんは、
「停電はしょっちゅうだし、水も足りません。
テレビでニュースを観ていると本当に心配になります。
小麦粉もあと一週間分しかないそうで、
これからどうすればいいのか分かりません」
旧ソビエト出身の人達はお互いに連絡を取り合い、
ロシアの文化を子供達に伝えてきましたが、その子供達の安全の為、
ガザ地区からの脱出を希望するようになったということです。
ベラルーシ人のエフゲニア・ガイクさんは、
「ファタハとハマスの抗争の時には、家にも弾が飛んで来ました。
破片が息子や夫に当たったこともありました」
ロシアは去年の夏、バスを使って希望者数十人を
ガザ地区からヨルダン経由で避難させたことがあり、
今回も同様の方法が使えないかどうか検討を行っています。
(VIDEO 3:47)
http://www.vesti.ru/video.html?vid=104043
避難は少なくとも二十日まで延期されることになりました。
検問所で待機していたロシアの外交官らは検問所を立ち去りました。
難民は僅か数百人ですがイスラエルはゴーサインを出していません。
第一斑として三家族12人の通過を許可すると伝えてきました。
12人はヨルダンへ移動し、ロシア非常事態省の飛行機で
モスクワへ飛び立つことになっていました。
検問所で待機していたアンナさんは、
「もうこれ以上ここに居残っていても何の意味もありません。
まともな生活をしたいんです。
ここでは家から外へ出ることもできません。
私にどうにかできることは、一月に二回外出することなんですが、
それも夫に監視して貰ってできるんです。
ここで暮らすことは本当に大変なんです」
検問所のパレスチナ側にはイスラエルの戦車が進入しました。
ロシア市民は閉鎖された扉と戦車の盾という二つの壁に挟まれています。
ロシアの外交官や検問所の警察官とは携帯で会話を交わすしか方法がありません。
「はいはい、立ち続けますよ。私達が死んだらニュースで伝えて下さいね」
「ここから出て行きたい。だって危ないんだもん」
「お婆ちゃんとこ行きたい。お水飲みたい。
お家帰りたい。戦車なんか見るのも嫌」
イスラエルには百万人を超えるロシア人が移住していることは
知っていましたが、パレスチナに、それもガザ地区にロシア人が
かなり住んでいたとは全く知りませんでした。
本来なら、イスラエルとパレスチナの境界を越えて、相互交流の
架け橋の役割も果たし得たかもしれないなと今にして思えます。
そんなロシア人達に脱出を決意させてしまうという意味に於いて、
パレスチナ側は、その潜在的な文化的資産までをも
失ってしまったのかもしれません。
総合的な文化のポテンシャルというものもあると思います。
今までにも、ネットカフェやCDショップの爆破、
女性ジャーナリストがヒジャーブを被っていないことに対する脅迫、
等々のイスラム化が進行していたのですから、
ハマスの一元支配により、これまで以上に、
イスラム化が加速すると考えるでしょうね。
本来のイスラムでは、異教徒も平和共存していたというのに、、、
そういう直接的な資産とは言えなくても、
背景的、媒介的な総合的資産をまた一つ失ってしまう、、、
そういう意味で、パレスチナ闘争は、また一歩後退してしまっています。
ピースマッチ：イスラエル・パレスチナ混成組、レアルと
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20070620k0000e030020000c.html
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