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タリバーンが大攻勢、南部地域を掌握 アフガニスタン
2007.06.20
Web posted at: 10:23 JST
- AP
アフガニスタン・カンダハル(AP) アフガニスタンの旧支配勢力タリバーンが南部で攻勢を強め、19日までに一部地域を掌握した。今年これまでで最も激しい攻撃を展開しており、戦闘方法も従来の自爆や仕掛け爆弾によるものから変化してきている。
南部ではここ数日、北大西洋条約機構(NATO)などの連合軍やアフガン軍と、旧支配勢力タリバーンの間で激しい戦闘が続いている。
カンダハル州警察当局によると、タリバーンは18日夜、同州ミヤ・ニシン地区を支配下に置いた。当局は奪回に向けて動いている。
隣接するウルーズガーン州のチョラ地区では、タリバーンと連合軍の衝突が激化。当局者の話では、民間人にも多数の死傷者が出ている。
政府当局によると、衝突による死者は警察官16人を含む100人以上に上っている。オランダ兵1人の死亡と数人の負傷も確認されている。
NATO報道官は「今回の地域では何カ月にもわたって戦闘が続いていた。(タリバーンは)現在、支配基盤を確立する動きを見せている」と話した。
一方、同国で活動する国際支援組織は、連合軍およびアフガン軍の攻撃による民間人の死者は、今年だけで少なくとも230人に上っているとしている。17日には、米軍主体の部隊が東部パクティーカー州でイスラム教のモスク(礼拝所)や学校がある地域を空爆し、10〜16歳の少年7人が死亡した。
http://cnn.co.jp/world/CNN200706200002.html