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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070619-00000035-mai-int
<米国>パレスチナ自治政府への直接援助を再開…ライス長官
6月19日11時51分配信 毎日新聞
【ワシントン笠原敏彦】ライス米国務長官は18日、パレスチナ自治政府でイスラム原理主義組織ハマス色が一掃された非常事態内閣が発足したことを受け、自治政府への直接援助を再開すると発表した。米国は昨年3月のハマス政権誕生後、同政権を外交、経済的に孤立化させる政策を進めてきた。米国は穏健派アッバス自治政府議長が任命したファイヤド新首相の新内閣を歓迎しており、欧州諸国などと協調して支援を強化する方針だ。
ライス長官は会見で、この日ファイヤド新首相に電話し「米国は自治政府への支援を完全に再開し、通常の政府間の交流に戻す」と伝えたと説明。長官は「(イスラエルとの)平和を志向するパレスチナの人々(新政権)を支援するのは国際社会の義務だ」と語り、中東和平4者協議(米、露、EU、国連)などを通じて支援策を探る考えを示した。
ライス長官はまた、和平派のファイヤド新内閣誕生が、行き詰った中東和平の事態打開につながることへの期待感を表明。「我々はこの機会をとらえ、イスラエルとパレスチナの2国家共存の構想を前進させねばならない」と訴えた。一方、ガザ地区を武力で実効支配したハマスについては「パレスチナの分断を図った」と厳しく非難した。
米国はハマスの孤立化政策を継続する一方、ガザ地区のパレスチナ住民への人道支援は強化する意向で、国連を通じて4000万ドルの支援を行う方針を示している。
米国は昨年、テロ組織に指定するハマスが政権を握ったことを受け、最大で4億ドル超の自治政府への援助を中止・凍結し、逆にハマス政権を通さない人道支援を2億4500万ドルへ大幅増額する援助政策の見直しを行った。
ブッシュ大統領もこの日、アッバス議長に電話し、議長への支持を直接伝えた。ブッシュ大統領は19日、ホワイトハウスでイスラエルのオルメルト首相と会談し、パレスチナ情勢への対応などを協議する。
最終更新:6月19日11時53分
[新世紀人コメント]
ガザ地区でファタハはハマスに意図的に明け渡しを行なった可能性がある。
戦闘を起して"意図的な敗北"を行い、ガザとヨルダン川西岸への"ニ分割"を意図した可能性がある。背景のにはイスラエルがいたであろう。
今回のライス表明は「待ってました」と言わんばかりである。
イスラエル防衛の為にネオコンとシオニズム強硬派は頭をひねった事であろう。
ブッシュの任期も限られているしイラク・アフガニスタンで米軍は苦戦一方である。
これからハマスがどの様に出るかが注目されるところだ。
しかし、米国とイスラエルもイラク戦争にイランを引き入れる事に苦心しているので、パレスチナやレバノンで余りに強硬な策を長期にわたって採用するには制約があるのではなかろうか? イランの顔色を窺いつつ動かなければならないのである。
イラクでもシーア派の聖廟を再び爆破したりして苦しんでいるようである。
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