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□シーア派民兵がスンニ派モスクを爆破 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20070610/1181482426
2007年6月10日(日)
シーア派民兵がスンニ派モスクを爆破 2007/06/10
親イランでシーア派至上主義のマフディ軍民兵は、米軍監督下の「秩序維持警察」に後押しされて、8日午後、バグダッド市内のバイイヤ地区にあるスンニ派のモスクを爆破した−−イスラム法学者協会が8日午後8時51分の速報で伝えた。
Shi‘i militias backed up by puppet troops blow up Sunni mosque
この地域に派遣された法学者協会の特派員は、マフディ軍のならず者がファタハ・バシャ・モスクの角と高さ50メートルの同モスクの尖塔(ミナレット)内に爆発物を仕掛けたあと、爆薬を破裂させた、と、レポートした。この爆発でモスクは壊れ、尖塔は倒れた。近隣の家屋が損害を受けたのは言うまでもない。
8日午後には、米軍が監督するイラク内務省の治安部隊に後押しされたシーア派至上主義の民兵が、アミル住宅街にあるジャナビイン地区に多方面からの大規模な襲撃をしかけ、地元の自衛メンバーと戦闘になった。このレポートが伝えられている時点で、一帯では激しい戦闘がまだ続いている。
法学者協会の6日付ニュースによると、クルド分離主義の民兵=ペシュメルガがバイヤ地区から引き揚げ、傀儡警察の「秩序維持部隊」に交替したあと、シーア派民兵が同地区にあるスンニ派モスクを占拠した。シーア至上主義者で編成される「秩序維持部隊」は、イスラエルとアメリカのシンクタンクが描いたイラク分割にむけ、イラク中部と南部、そしてバグダッド各地からスンニ派住民を追いだす試みの一環として、アミル地区とバイヤ地区にあるスンニ派モスクを攻撃するシーア派民兵をしばしば後押ししてきた。
法学者協会のレポートによると、クルド民兵のペシュメルガがシーア派の「秩序維持部隊」と交替したのは、クルド人がそこにいてはシーア派民兵がスンニ派住民の追放を遂行しづらいからだった。このたびのモスク占拠によって、この地域にあるすべてのモスクが今ではシーア派民兵に占拠されてしまった。
作成者 uruknews : 2007年6月10日(日) 22:33 [ コメント : 0]