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毎日【米国：統合参謀議長を事実上の更迭 イラク問題で再任せず】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070609k0000e030038000c.html
米国：統合参謀議長を事実上の更迭 イラク問題で再任せず
【ワシントン大治朋子】ゲーツ米国防長官は８日、軍制服組のトップ、ペース統合参謀本部議長が９月末に退任すると発表した。後任にはマレン海軍作戦部長を抜てきする方針。ゲーツ長官は同月でペース氏の任期（２年）が満了するのに伴い再任を予定していたが、民主党が多数派を占める米上院で「承認を受けるのは困難」と判断した。イラク戦争のイメージが強いラムズフェルド前国防長官の人脈を排除する、事実上の更迭人事とみられる。
ペース氏は米同時多発テロ直後の０１年１０月、同本部副議長に就任。４年後の０５年９月、議長に昇格した。ゲーツ長官は当初、再任させる予定だったが、共和、民主両党の上院議員との事前協議を通じ、「ペース氏は本部副議長、議長として計６年間務めており、承認の議論をきっかけに（イラク問題で政権批判を強める）議会の紛糾を招くと考えた」という。
米ワシントン・ポスト紙によると、歴代の同本部議長は６４年以降、最低一度は再任され２期４年以上務めてきた。同紙は２年での退任は極めて異例の人事と伝えた。
ペース氏はイラク開戦当時は副議長職だったが、ラムズフェルド前国防長官に抜てきされたこともあり、イラク戦争を推進してきたとの批判が極めて強い。イラクでの米兵死者は３５００人にも達し、ブッシュ政権は人事刷新で批判をかわす戦略を続けている。
ペース氏はニューヨーク・ブルックリン生まれで父はイタリア移民。ブッシュ大統領は指名に際し「彼の人生はアメリカンドリーム物語」と紹介した。初の海兵隊出身の本部議長としても注目を集めた。
毎日新聞 2007年6月9日 11時27分 （最終更新時間 6月9日 12時03分）
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- 「彼の人生はアメリカンドリーム物語」でしたか！？ 新世紀人 2007/6/09 14:49:28
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