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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/06/05
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108631239.html?c=new
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/06/07 (木)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 6月5日付
◆諸部族指導者が「魂の救済会議」をボイコット
◆国連報告: イラク人の避難民は420万人に
◆南東バグダッド: 爆弾が米軍パトロールを襲う
◆ラティフィヤ: レジスタンス戦士が米軍を待ち伏せ
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□イラク・レジスタンス・レポート 2007年6月5日 火曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 5 June 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0507/iraqiresistancereport_290507.htm
●バグダッド Baghdad
◆アラブ諸部族指導者が「救済会議」は危険とボイコット宣言
Arab tribes issue declaration rejecting US-backed “salvation councils”
イスラム法学者協会は5日午後9時12分のニュースで、アンバル州、モスル
州、サラハッディン州、タミン州のイラク人諸部族が、これらの州に設置され米
軍が後押ししている「魂の救済会議」を拒絶した、と報じた。「救済会議」は基
本的に地元採用の警官であり、彼らは占領軍に奉仕したり、アメリカが後押しす
るシーア派至上主義の傀儡政府と諸部族の関係を「正常化する」ことに努めてい
る。
法学者協会のレポートによると、諸部族の指導者は2007年6月5日付で宣
言文を発表し、そのなかで彼らは、サッタル・アブ・リシャハの率いる「アンバ
ル救済会議」が「名誉と栄光ある戦場に派遣された全イラク・レジスタンスと戦
うことだけ」を狙っているという調査報告を受けたあと、「新たな内部抗争」
(傀儡の「魂の救・済会議」を指す)に反対することで一致した、と発表した。
部族の声明は、「アンバル救済会議」がジャファリ前首相の傀儡政権に参画し
ていたサドゥーン・アッ・ドレイミ国防省大臣によって運営されていると批難し
た。ジャファリは現在、イランで生き延びている。
部族の宣言文は、これらの「救済会議」をはっきりと拒絶し、これら諸州の部
族を代表するものではないと述べた。同時に、部族の宣言文はイラク諸部族の全
愛国的メンバーに対して、「深刻な危険」であるこの現実を認識するよう警告し
た。
シャマル・アラブ部族は、米占領軍とバグダッドの傀儡政権によって最近にな
って設置された「サラハッディン州救済会議」をボイコットする、と発表した。
サラハッディン州の部族指導者と著名人によって発表された宣言は、部族の全
メンバーが「救済会議」のボイコットに同意し、「救済会議」はイスラムの教義
に反し州内の諸部族を分裂させるものと見なした。宣言への署名者はさらに、サ
バハ・マッシャル・ディヤブ・アル・ハサンという名の人物、あるいは「会議」
への参加者とは一切関係ないと述べた。
◆国連が報告、イラク人の避難民は420万人に
UN reports 4.2 million Iraqis now refugees
国連難民高等弁務官の広報担当ジェニファー・パゴニスは、5日、ジュネーブ
にある国連欧州本部において、アメリカのイラク侵略と占領の結果、現在では
420万人以上のイラク人難民がいると明らかにした。
パゴニスの報告によると、220万人のイラク人が故郷から逃れて、隣国で難
民として生活している。そして200万人がイラク国内で難民生活をしているが、
イラクを3つの国に分割しようとする米国の占領によって引き起こされた宗派間
抗争のために、彼らは故郷を追われたのである。
パゴニスが語ったところでは、国内で移住したイラク人の大部分は、バグダッ
ドとその周辺地域から来た者たちである。2006年2月、サマッラ市のシーア
派聖廟爆破事件が国中でシーア派民兵による大がかりな浄化作戦への号砲となっ
て以来、1万5000人のパレスチナ人を含めて、8万2000人のイラク国民
が故郷を追われたと推計される。
パゴニスはさらに、米占領軍によって設置された各州政府とバグダッドの傀儡
政府が、問題を悪化させていると説明した。イラクにある18の州政府のうち少
なくとも10の州政府が州境を閉鎖するか、新たに逃れてくる者の立入を制限し
ている、とパゴニスは示唆した。
パゴニスは次のように述べた−−「国連難民高等弁務官事務所は、地方の当局
者が未婚女性を含む新たな避難民がやって来るのを拒否したり、行政サービスを
受けようとするのを拒否する悩ましい報告を受けとっている。多くの移住者が公
共の建物から立ち退かされてきた。生活物資の不足と結びついて、貧しい町の数
が増えている。国連イラク支援計画(UNAMI)と国連世界食料計画(WFP)
は、移住者の47%以上が行政による食料配分を受けることができてないと示唆
した。」
パゴニスの報告によると、バグダッドの傀儡政権は、現在、140万人のイラ
ク人が難民となってシリアで生活し、ヨルダンに75万人、エジプトに8万人、
湾岸諸国に約20万人がいる。シリアだけで毎月3万人以上のイラク人を受け入
れている、と彼女は述べた。
パゴニスは、国連難民高等弁務官事務所がこの地域における活動を早急に拡大
していると説明したが、「その深刻さは計り知れない」と嘆いた。
◆南東バグダッド: 爆弾が米軍パトロールを襲う
Bomb rips through US patrol in southeastern Baghdad
南東バグダッドでは5日午後、米軍パトロール部隊の近くで爆弾が炸裂した−−
イスラム法学者協会が同日午後8時40分(バグダッド時間)の速報で伝えた。
法学者協会のレポートによると、バグダッド南東部にあるアミン地区で爆発が
米軍ハンビーを全焼させた、と傀儡警察の関係者が話した。この情報源は、アメ
リカ軍は焼けたハンビーを牽引して現場から去ったと語った。米軍の犠牲につい
てはまだ確かな情報が入っていない。
また5日朝には、南東バグダッドにある米軍基地が攻撃され、兵士8人が負傷
したことを米軍が確認した。さらに同日午後3時14分のイスラム法学者協会に
よる速報では、この基地攻撃の一環で自動車爆弾が爆発し、迫撃砲などで武装し
た男たちが米軍基地を襲撃したと伝えられた。
法学者協会の報道によると、秘密主義を常とする米軍発表の例にならって、攻
撃された米軍基地というのがバラディヤト地区にある元共和国治安部隊のビルな
のか、ルスタミヤ地区にある元イラク軍アカデミーに設置された基地なのか不明
という。この2つの米軍基地は、どちらも、この2日間にわたって迫撃砲攻撃を
浴びていた。
◇サドルがバグダッドに戻り拷問、殺人が増える
●バビル州 Babil Province
◆ラティフィヤ: レジスタンス戦士が米軍を待ち伏せ
Resistance fighters ambush US patrol near al-Latifiyah
イラク・レジスタンスのグループが4日夜、バグダッド南方をパトロールして
いた米軍部隊を待ち伏せて襲撃した−−イスラム・メモが5日午後2時27分の
速報で報じた。
イスラム・メモ通信員のレポートによると、レジスタンス戦士が米軍車列を待
ち伏せし、米軍兵士を殺傷した、と傀儡警察関係者が語った。バグダッド南方
40キロに位置するラティフィヤ近くで、米軍のパトロール部隊がハイウェイを
南下していたとき、橋にさしかかった米軍車両にレジスタンス戦士が発砲した。
不意をつかれた激しい戦闘が発生し、そのなかで米軍車両1台が炎に包まれた。
レジスタンス戦士は成功裏に戦闘現場から退却することができた。
◇イスカンダリヤ: レジスタンスが米軍燃料輸送車を待ち伏せ
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オリジナル(英字) 編集 Muhammad Abu Nasr:
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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