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□米外交官の不足深刻化、モラル低下とも 報告書 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200706060034.html
米外交官の不足深刻化、モラル低下とも 報告書
2007.06.06
Web posted at: 18:18 JST
- CNN/AP
ワシントン――引退した外交官、現職幹部らで構成する独立系の米外交評議会は5日、米国務省の人員不足が深刻化し、外交官のモラル低下も目立つなどと指摘する報告書を発表した。イラク、アフガニスタンで長引く軍事作戦のしわ寄せが大きいとも述べている。
これによると、正当な職務遂行には約1100人の新規雇用が必要と指摘。最近の増員も、イラク、アフガンなどでのポストを埋めるだけで終わってしまったとしている。
同時にライス国務長官の指導力も検証し、最初の2年間で人材の有効活用での成果がなかったと批判。外交官配置で冷戦時代の欧州重視から中国、インドを手厚くする案も議会の予算配分での抵抗で実現しなかったと述べている。
また、海外ポストのうち約750人が現地情勢が危険なことから単身赴任を強いられているとの実情も紹介。海外ポストにある5人の1人がイラクで任務を遂行しているともしている。
さらに外交官のモラル低下をしのばせる逸話にも困らないと苦情を寄せている。
報告書の結論に対しマコーマック国務省報道官は、同省による増員、予算増大の要求を支援するものとしながらも、ライス長官の管理能力への疑問について「結果だけ見て批判している」と反論している。
イラク、アフガン問題が外交官の疲弊などにつながっているとの指摘については、「承知している。しかし、より重要な外交問題があるなら教えて欲しい」とも主張している。