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Mosaic:World News From The Middle East - June 4, 2007 (VIDEO)
Violence Spreads to Another Palestinian Refugee Camp in Lebanon
http://www.linktv.org/mosaic/20070604
(アルジャジーラ)6/5
「アイン・ヘルウェ難民キャンプでは、パレスチナ諸派の指導部が
政府軍との話し合いの末、キャンプ内とその周辺の治安を確保する為に
委員会を設置することで合意しました。
アイン・ヘルウェ難民キャンプでは、政府軍と武装勢力ジュンド・シャームとの
間で起きた激しい戦闘が四日の朝、一時的に止み、状況は落ち着きつつあります
が、この停戦を徹底する為の努力が集中的に行われています。
戦闘による損害は、ジュンド・シャームのいる辺りと、
キャンプ北部の入り口周辺の三百メートルに満たない区画に集中しています。
キャンプ内の他の地区でも警戒する動きがみられます。
『キャンプ内で歩いている人は殆ど見かけませんよ』
『私に言わせればこれは、内部抗争です。
政府軍は我々の兄弟で我々は標的ではありません』
一方政治的な動きとしては、キャンプ内の治安を確保する為に、
パレスチナの諸派が様々なレベルで政府軍の司令部との接触を続けています。
これにより、イスラム系の勢力は、治安維持の為のメンバーを
選出することで合意しました。
これには過激派のジハード系組織に属さない武装メンバーが含まれています。
パレスチナ諸派の幹部の一人です。
『話し合いの結果、治安委員会を設置することで合意しました。
この委員会はフォローアップ委員会に属することになり、
その任務は、キャンプ内の主要勢力に治安確保を徹底させ、
治安維持に向けたあらゆる努力をすることです』
レバノンのハマスの幹部です。
『このキャンプで起こっていることは、
ナハル・アル・バレドキャンプの現状の煽りを受けたものです。
このことは正当化できるものではありません。
キャンプ内の全てのイスラム系の勢力は、
好き勝手にやっている輩を許しません。
ナハル・アル・バレドキャンプのような状態に
すべきではないというのが、キャンプ内勢力の総意です』
ただ、住民の恐怖を取り除いたり、戦闘の再発を恐れてサイダ方面に
避難する人々の数を減らすには、これらの動きだけでは不十分のようです」
(アルジャジーラ)6/5
「アイン・ヘルワ難民キャンプでは、治安維持の努力が続いており、
難民化キャンプの内外では、武装したパレスチナ人が
無用な抗争に備えて展開しています。
武装グループ指導者は、政府軍と会合を持ち、
各代表による特別委員会の設置に合意し、
オスバトアンサール、イスラーム・ムジャーヒド派、
アンサーラ派が同席します。
一昨日は難民キャンプ境界で、政府軍とシャームグループの間で交戦があり、
両者から二人ずつ死亡しています。
砲火の煙がまだ現場では立ち昇っています。
難民キャンプでの政府軍とシャームグループとの
激しい交戦の跡に平安が戻り静かな朝を迎えました。
ファタハの軍事代表です。
『この地域にはオスバトアンサール派がいます。
これまでの損失は僅かなものです。
オスバトアンサールはこの地を守る為に戦いますが、
我々だけでなく、他のグループも皆同じなのです』
戦火の跡はシャームグループ拠点に近い
キャンプ東入り口から三百メートルの地点に集中しています。
そこから細い道路がキャンプ内部に続いており、人々の動きが盛んです。
『我々の住まいですよ。住まいなんです』
『この殺しが誰の利益になるんだ。政府軍は我々の兄弟だ。我々は仇ではない』
政治的な動きが各派間で活発です。
指導層を初めとして、多くの人達が難民キャンプ内の治安維持を求めています。
オスバトアンサール、アンサール・アッラー、
イスラーム・ムジャーヒドグループを含みます。
アンサーラ代表です。
『会合を開いて各派代表が委員会を設置することで合意しました。
この決定を難民キャンプ内の指導部へ諮ります。
この重要点は各派が治安の維持に努めて、努力することにあるのです』