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□日本、ユーロファイター購入交渉開始 [中央日報]
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=88024&servcode=400§code=400
日本、ユーロファイター購入交渉開始
次世代戦闘機導入を推進中の日本政府が、先端戦闘機であるユーロファイターを製造するヨーロッパ最大防衛産業体BAEシステムズと購入協議を始めたとファイナンシャルタイムズ(FT)が1日、報道した。
BAEシステムズのナイジェル・ホワイトヘッド局長は「日本防衛産業体である三菱重工業が BAEシステムズと戦闘機製造許可を受ける案を論議している」と明らかにした。日本が第2次世界大戦以後、同盟国である米国ではない国家と戦闘機購入交渉をするのは今回が初めてだ。
◆米・ヨーロッパで最先端武器の技術導入=日本は1970年代と80年代に持ちこんだ F−4、F−15戦闘機250〜300台を2009年まで次世代機種に入れ替えるという計画を立てている。年内に機種を定める計画だ。日本は米ロッキードマーティン社のF−22ラプターとユーロファイター以外にもロッキードマーティンのF−35、ボーイング社のF−15、F−18などの購入を検討している。
タイフーンというニックネームをもつユーロファイターは、イギリス、フランス、ドイツが共同で開発した次世代戦闘機で、すぐれた空戦機能を取り揃えている。先端レーダー追跡装置で20個の目標物を同時に追跡することができる。
今回の交渉で三菱とBAEシステムズは、ユーロファイターのライセンス生産契約を締結する案を重点的に論議するものとみられる。ホワイトヘッド局長は「日本の国防関係者たちはこれまで米国との関係のため日本が先端武器の製造技術導入の機会を逃したと考えている」とし「日本は戦闘機製造技術移転後、これを自分の力で一段階上げることができる」と話している。
最近、日本の政界と経済界では最先端兵器製造技術を習得するために米国はもちろん、ヨーロッパとも協力しなければならないという声が高まっている。三菱と防衛庁関係者たちは今年の初め、イギリスのユーロファイター生産工場を直接視察したほか、日本の航空自衛隊戦闘機操縦士らが試験運航もした。
◆最終目標はF−22=FTは、しかし一部では日本のユーロファイター購入協議が米国からF−22を購入するための一種の圧迫カードの1つと分析している。
日本は現存の戦闘機のうち最高性能といわれるF−22購入を推進しているが、米議会が販売を拒否している。先端機種を国外に販売する場合、米国の安保が脅威を受けることがあるという理由からだ。
米上院はF−22の技術的優位を今後10〜20年間維持するためにF−22の国外販売を2015年まで禁止する方法を制定した。中国と韓国を含めた周辺国の反発もブッシュ行政府を圧迫している。
米メディアは「日本のF−22購入に対する中国など周辺国の反発が強い」とし「ブッシュ行政府がたとえF−22の販売を決めても、議会で通さなければならない手続きが複雑で、相当な日数がかかるだろう」と報道した。
このために一部では米国が輸出に制約が多いF−22より一等級低いボーイング社のF−18ホーネットやロッキードマーティンのF−35の販売を推進するだろうという見通しも出ている。
パク・ソヨン記者
2007.06.02 09:30:01