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(回答先: 読売:イラク開戦前の警告報告書、米上院情報委が機密解除し公開 投稿者 木村愛二 日時 2007 年 5 月 27 日 11:36:25)
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2007052602500.html?C=S
イラク泥沼化を予測 米情報機関、戦前に警告
2007年5月27日(日)03:03
イラク戦争が始まる前の03年1月、開戦すれば戦後のイラク社会は亀裂、宗派・民族間抗争が起きかねないと米国政府の情報機関が警告していたことが、25日に機密解除された複数の報告書で明らかになった。ブッシュ政権が、泥沼の現状につながる問題を事前に指摘されていたのに戦争を始めたことが改めて浮き彫りになった。
機密解除されたのは、「イラク体制転換の地域的影響」と「サダム後イラクの主要な課題」と題する報告書。中央情報局(CIA)や国防情報局(DIA)など、全情報機関の情報を統合して分析する「国家情報評議会」(NIC)が作成した。野党民主党が多数を握る上院の情報特別委員会が、一部共和党議員の賛成も得て、10対5の多数で公開を決めた。
NICはこの二つの分析で、イラクの移行期を国際テロ組織アルカイダは攻撃の機会として利用しようとするだろうと予測。「武装イスラム過激派が資金や民衆の支持を増やし、対米軍テロ攻撃を実施する」可能性を指摘した。
また、イラクに民主主義を定着させるのは「波乱に満ちた道のりで、伝統的な専制主義に逆戻りする可能性もある」とみていた。
上院情報特別委のロックフェラー委員長(民主党)は「ブッシュ政権はこうした不吉な警告に耳を傾けず、その悲劇的な結果の対価を我が国が支払わされている」と非難する声明を出した。