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http://www3.nhk.or.jp/news/2007/05/19/d20070519000058.html
ペルーの首都リマで起きた日本大使公邸人質事件で、当時のフジモリ政権は、軍の特殊部隊が人質を解放するために公邸に突入した際に、立てこもっていた武装グループのメンバー14人すべてが、発砲するなど抵抗したので射殺したとしていました。しかし、その後ペルーの検察は、遺体の状況などから、武装グループのメンバー少なくとも3人が投降したあとに殺害されたとみて、フジモリ元大統領の側近で情報機関の事実上のトップだったモンテシーノス元顧問と国軍の元司令官と元幹部を、3人を殺害するよう命令を出していた罪で起訴していました。
18日、リマで開かれた初公判で検察側は、起訴された3人の罪状を示したあと、日本人の元大使館員や当時の特殊部隊の隊員らを事件を目撃した証人に採用するよう、裁判所に要請しました。ペルーの検察は、今後突入作戦を指揮したフジモリ元大統領の責任を問うことも視野に入れており、隣国チリで、ペルー政府からの身柄の引き渡し請求を審査されているフジモリ氏は、一段と苦しい立場に立たされることも予想されます。