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読売【難航のイラク戦費補正予算、米政府・議会に妥協の動き】
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070518id21.htm
難航のイラク戦費補正予算、米政府・議会に妥協の動き
【ワシントン=貞広貴志】ブッシュ米政権と民主党主導の議会が対立し、イラク戦費の補正予算が宙に浮いていた問題で、妥協を探る動きが出てきた。
上院指導部とジョシュア・ボルテン大統領首席補佐官は17日の協議で、イラクのマリキ政権が法制度の整備など「基準」をどこまで達成できたかを、予算執行に関連付ける案を軸に検討し、来週中に合意達成を目指すことになった。
ブッシュ大統領は17日の記者会見で、「予算案に基準を盛り込みたいという議員の意向を受け入れる」と発言した。従来、「現地司令官の手足を縛るべきでない」としていた態度を変え、「人為的な撤収日程」さえなければ予算に一定の制約を設けることを容認したものだ。大統領は「我々は任務を果たせると思う」と、議会との合意に楽観的な見通しを示した。
上院民主党も17日、米軍への支持を表明する決議案を採択するなど、超党派協力の下地をつくった。重鎮のロバート・バード議員は「成功をおさめるためには(政府と議会が)非難の応酬をやめ、ともに努力し合わなければならない」と語った。
戦争への反対論が強い下院は、2か月間程度に限定した暫定予算案をすでに可決している。政府代表と両院指導部は18日から直接協議に入る予定で、妥協案で合意できるか注目される。
(2007年5月18日22時0分読売新聞)
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