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 イスラエル・ニュース     07/05/15
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投稿者 愚民党 日時 2007 年 5 月 15 日 18:35:54: ogcGl0q1DMbpk
 

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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122

本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(13日)和平合意は不可能との意見が84%に
★(14日)ファタハとハマスの抗争で4人が死亡
★(15日)EUで根強い「キリスト殺し」の偏見
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2007年5月13日(日)
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*「イスラエル国民の多数意見は2国家並立」とリブニ外相が発言。西
岸地区からの撤退を示唆したため、右派が反発している。(H,Y)

*和平合意の一部として、エルサレムに関する何らかの妥協を認めると
の意見が、ユダヤ人市民の57%。ただし、パレスチナとの和平合意
は不可能だとの意見が84%に達した。(P,H,Y)

*ヨルダンのアブドラ国王が今日ラマラを訪問し、アッバス議長と会談
へ。パレスチナがヨルダンと連邦国家を作ることを検討中だとの報道
が流れたが、双方の政府担当者が否定した。(P,H)

*レバノンのシニオラ首相が「アラブ諸国はイスラエルの抹殺を図って
はいない」としてイスラエルとの和平を求める考えを表明。(P,Y)

*土曜にクムランのワジ(枯れ川)で濁流にのまれ4人が死亡。死海地
方では、局地的豪雨で突然洪水が起こる。当日は晴天で、自然公園の
管理事務所の職員も「大丈夫」と言っていたという。(P,H,Y)

*イスラエルとパレスチナが協力してガザと西岸地区の5箇所に工業団
地を建設し、自治区に雇用を生み出す計画をスネア副外相が発表。エ
リコの工業団地建設には日本政府も協力するという。(H)

*テロの脅威が減って、ガザのカルニ検問所の運用時間が多くなったた
め、ガザの失業率低下に貢献したと国防軍が説明。(P)

*動物愛護団体の要求で、テルアビブの風物詩となっている馬車の廃品
回収を市役所が禁止へ。抗議のため市役所前に集まった回収業者らは
「馬を取られたら麻薬密売に戻るしかない」等と語っている。(P)

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2007年5月14日(月)
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*昨日の閣議でガザからの砲撃への対応策を協議。大規模な侵攻作戦は
避けるが、ロケット砲発射をするテロリストに対する先制攻撃の範囲
を拡大するなど、細かい対応が取られる見込み。(H,Y)

*ヨルダンのアブドラ国王がラマラ訪問を中止。悪天候のためヘリコプ
ターが運行できなかったためだと説明されている。(P,H)

*カツァブ大統領の後任を決める大統領選にペレス氏はまだ出馬を検討
中。大統領代行のイツイク氏、労働党のアビタル氏、リクードのリブ
リン氏などが立候補を表明し、乱戦になっているため。(P,H)

*今日から国防軍が2年ぶりの大規模な演習。第二次レバノン戦争での
教訓を活かすため、意思決定に重点を置いたものとなる。(P,Y)

*ハマスがファタハ関係者を襲撃したため両者の激しい戦闘。4人が死
亡し、14人が負傷した。2月以来最悪の抗争事件となった。(P,H)

*昨年末に脱走した連続強姦魔のセラを脱走などの罪で起訴。再逮捕の
ために警察は3600万シケルを費やしたと関係者は語った。(P,Y)

*スデロット市にガザから3発のロケット砲攻撃。イスラム聖戦は、カ
ッサムロケット砲の殺傷力をさらに向上させると発表した。(Y)

*シオニストのラビ数十人が日曜に神殿の丘を訪問。神殿の丘は、聖所
跡を冒涜しないとの理由で、訪問を禁じる解釈が主流だった。(H)

*ロシアのサンクトペテルブルグでユダヤ人の教師が刺殺された。反ユ
ダヤ的な動機による犯行と見て、警察が捜査中。(H,P)

*土曜だけでなく日曜も休日とする法案を、右派のNU−NRPが国会
に提案へ。法案は安息日の規制緩和を含むため、シャスは反対。(Y)

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2007年5月15日(火)
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*ガザの内戦状態にもかかわらず、何も実質的な権限を与えられないた
め打つ手が無いとして、自治政府のカワスメ内相が辞任。ハニエ首相
は内相の辞任を認め、自ら職務を引き継いだ。(P,H)

*オルマート首相とペレス副首相がヨルダンでアブドラ国王と今日会談。
アラブ和平案が焦点となる見込み。(H,Y)

*リンデンストラウス国家監査官を権力乱用で刑事捜査するよう、首相
がマズズ検事総長に要請。自分の人気を高めるためメディアに情報を
漏らしたとの内容。検事総長は取り合わないもよう。(H,Y)

*テルアビブでフランスから移民して来たユダヤ人の兄弟がアラブ人の
タクシー運転手を殺害。兄弟は「アラブ人だから殺した」と話してい
るという。警察とシンベトが捜査を行っている。(P,H,Y)

*アラブ穏健派諸国の協力を得てパレスチナとの2国家共存を図るべき
だと、リブニ外相が国会の外交防衛委員会で証言。(P,H)

*セクハラで辞任した後、社会奉仕刑を終えたラモン元法相がオルマー
ト首相と会談。ラモン氏が閣僚に返り咲く可能性が出ている。(P,Y)

*国会でエルサレム再統一40周年の記念式典。アラブ政党と左翼のメ
レツは欠席。外国大使も大半が欠席し、出席は7ヶ国だけ。(H)

*反ユダヤ主義と戦うADLがEUで行った意識調査で「ユダヤ人は居
住国に忠実でない、キリストを殺した罪がある、ホロコーストを言い
過ぎる、米国を動かしている」等の偏見が根強いことが判明。(P)

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 関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
  http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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