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□第2のレーガン?米大統領選挙であの俳優待望論が浮上 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_05/g2007051506.html
第2のレーガン?米大統領選挙であの俳優待望論が浮上
元弁護士の俳優フレッド・トンプソン氏
【ワシントン=夕刊フジ特電】目指せ第2のレーガン! 2008年の米大統領選で、映画「レッド・オクトーバーを追え!」などに出演した俳優のフレッド・トンプソン氏(64)への待望論が、共和党内で高まっている。ジュリアーニ・前ニューヨーク市長らが出馬宣言しているが、民主党に比べ、「タマ不足」は否めない。ブッシュ政権への信頼が地に堕ちる中、党内では強いアメリカを作ったレーガン大統領を懐かしむ声が強いが、果たして…。
トンプソン氏は元弁護士で、94年には上院議員補選に出馬し、03年まで議員を務めた。
スクリーンでは、「レッド−」で米海軍少将役を好演。「ダイ・ハード2」にも出演している。前髪がはげ上がり2枚目とは言い難いが、195センチと長身で、迫力のある風貌(ふうぼう)から、政府要人や検事役などが多い。
「トラックを運転し、成り上がり者で妥協知らずのカリスマ」(地方紙)といわれ、共和党の支持基盤である南部好みの人物だ。私生活では離婚歴があり、25歳年下の妻との間に4歳と生後5カ月の子供がいる。
トンプソン氏はテレビなどで出馬を意識した発言をしながらも、依然、態度は明らかにしていない。だが、NBCテレビなどが4月に行った世論調査では、17%の支持を集め、共和党ではルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長(33%)、ジョン・マケイン上院議員(22%)に次ぐ3位に浮上。ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(12%)を上回った。
共和党では、トップランナーはジュリアーニ氏だが、同党の「踏み絵」である妊娠中絶に賛成しているほか、女性問題やキナ臭いうわさも多い。マケイン氏は70歳で、高齢批判が根強い。またロムニー氏は、モルモン教徒だ。
一方、ブッシュ政権は失点続き。役者不足の不満と相まって、党内では父ブッシュを通り越し、レーガン時代の強い米国を懐かしむ声が高まっている。そんな中、まさに“役者”のトンプソン氏が浮上してきた−というわけだ。
4日、レーガン氏のおひざ元カリフォルニア州で、共和党支持団体の夕食会に参加したトンプソン氏は、スピーチで「いまイラクを去り、テロリストに新たな天国を残すわけにはいかない」などと語り、強い軍隊、強い自由市場、小さな政府−という、レーガン主義を彷彿とさせる米国の処方箋(せん)を描いてみせた。
演説そのものには「直球すぎて期待外れ」(地元紙)との評もあるが、レーガン氏の当時のブレーンの一部もトンプソン氏支持に回っているとされ、来月にも出馬宣言するのでは−との見方が高まっている。
ZAKZAK 2007/05/15