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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/05/09
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108542752.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/05/12 (土)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 5月9日付
◆元占領軍協力者が米軍に命令された暗殺、爆弾テロの詳細あかす
◆8日、バグダッドで米兵2人が死亡、米軍も認める
◆ミクダディヤ: レジスタンスの爆弾が米軍ハンビー破壊
◆バクーバ: 警察官など20人がニセの検問所で誘拐される
◆ディヤラ州でも別の米兵が死亡、米軍が発表
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□イラク・レジスタンス・レポート 2007年5月9日 水曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Wednesday, 9 May 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0507/iraqiresistancereport_090507.htm
●バグダッド Baghdad
◆元占領軍協力者が米軍に命令された暗殺、爆弾テロの詳細あかす
Former collaborator discloses details of US-ordered assassinations, sectarian bomb
attacks targeting Iraqi civilians and aimed at sparking sectarian fighting
クドス・プレスは、あるイラク人が匿名を条件に、暗殺や市場での爆弾事件と
いった米軍の活動について暴露したと指摘した−−バグダッド時間9日午後4時
56分の速報でイスラム法学者協会が報じた。その(テロ犯罪の)狙いは、イラ
ク分割を促すために、イラク人のあいだに宗派抗争を引き起こすことである。
法学者協会が報じたその情報提供者の話によると、彼は約2年半にわたって米
占領軍とともに働き、その後、アメリカ軍が手をだすことができない(と彼は期
待している)バグダッド以外のある場所に逃れることができた。
その元占領軍協力者(イラク人)は思いだしながら次のように話した。「私は
1991年の戦争(湾岸戦争)のときにイラク軍兵士だったが、クウェートから
退却する途中、他の数十人の兵士と一緒にサウジアラビアに避難することにした。
それがアメリカ軍に採用される契機となった。当時、サウジには米軍に参加しア
メリカに渡ることを志願するイラク人を募集する米軍の委員会があったからだ。
私は応募者の1人となった」。
彼はさらに続けて、「1992年にアメリカに連れて行かれ、そこはほとんど
の施設が軍関係であるという島だった。大勢のイラク人と一緒だったが、そのな
かには元ナジャフ知事のアドナン・アッ・ザルフィもいた。私たちは暗殺などの
任務遂行法と英語を習得する厳しいコースと軍事訓練を受けた」と話した。
彼は2003年のイラク侵攻とその後の戦争が始まってイラク国内に帰され、
米軍の工作員から指示された特殊任務を遂行することになった。
「戦争が始まって占領までのあいだ、私はイラク軍の内部に混乱を広げる方法
をアメリカで訓練された同僚グループと一緒だった。私たちはサウジから国境を
越えてイラクに返された。イラク軍の軍服を身にまとって、アメリカ軍がもうあ
ちこちの都市に進攻したとか、バグダッド郊外に迫っているといったウワサをイ
ラク人のあいだに広めるのが任務であり、それはイラク軍の崩壊を早めた理由の
一つだった」。
「私が加わった部隊はアザミヤ地区にある大統領宮殿に配属された。月に1度、
親類を訪問したり、バグダッドにいる親類関係者を訪問することを許可されたの
で、東バグダッドのサドル地区に生む家族を訪ねようとした。しかし、状況が悪
化しはじめ、武装した男たちが宮殿を出る者に発砲を始めたので、私は家族に宮
殿に来るよう頼んで、家族と会うことができた。私の仕事は警護だったが、状況
が変わってからは、米=占領軍は私をバグダッドの街頭で暗殺を遂行した部隊の
仲間に仕立てようとしたのだ」。
「私たちの任務は暗殺を遂行することだった。米軍から暗殺目標の名前と写真、
彼らの住居からその日移動する場所の地図を渡され、例えば、シーア派の人物を
アザミヤ(スンニ派地域)で殺せとか、スンニ派の人物をサドル・シティー(シ
ーア派地区)で殺せなどと命令された」。
「ミスを犯した者は誰であれ殺された。バグダッドにいるスンニ派の政治家暗
殺に失敗したという理由で、同じ部隊の同僚3人が米軍に殺された。そう命令さ
れた米軍の部隊が彼らを抹殺するのだ。もう2年も前のことだ」。
この元占領軍協力者は、アメリカ軍は「汚い仕事」を専門とする部隊を持って
いると指摘した。その部隊はイラク人、アメリカ人、その他の外国人の混成部隊
で、バグダッドほかの諸都市に配置された治安部隊も入り混じっている。そして、
この部隊は暗殺を遂行するばかりでなく、街頭や市場に自動車爆弾などを仕掛け
るのを専門とする者もいる。また、この部隊は米軍が生け捕りにしたい人物を連
行するといった作戦を遂行したりする。
彼はさらに、「自動車爆弾の仕掛けや、市場への爆発物の仕掛けは、さまざま
な方法で実行される。最も良く知られている方法(米軍兵士のあいだで最も有名
な方法)は、検問所で通行車両を捜索しているときに、その車内に爆弾を仕掛け
る方法だ。次には、尋問しているスキをついて、車内に爆弾を置くという手法も
ある。米軍基地に呼び出されたあいだに爆弾が車内に仕掛けられ、その人物が警
察署とか指定された場所に行くように命じられ、そこに着いたときに車が爆発す
るという方法もある」と説明した。
イスラム法学者協会は、この元占領軍協力者の証言が幾つかの西側メディアの
報道で暴露された米兵の関与する爆弾事件と一致すると述べた。イギリスの記者
ロバート・フィスクは最近、アメリカ軍の遂行したその種の「腹黒い作戦」に関
与するイラク人にシリアで取材した。
『アル・アハラム』誌の編集者だったエジプト人記者も、アルジャジーラTV
のインタビューで、「マルタの騎士」と呼ばれる傭兵部隊がイラク人市民を標的
にした攻撃の多くの実行犯だと語った。この部隊にはイラク人やレバノン人も参
加していると彼は述べた。
◆8日、バグダッドで米兵2人が死亡、米軍も認める
US admits death of two American troops in Baghdad Tuesday
米軍はバグダッドで8日、米兵2人が死亡、もう1人が負傷したと発表した−−
イスラム法学者協会が9日午前10時1分(バグダッド時間)の速報で伝えた。
法学者協会の報道によると、バグダッド南東をパトロールしていた米軍部隊のそ
ばで爆弾が炸裂し、2人を死亡、1人を負傷させたと認める声明を米軍が発表した。
◇レジスタンスの爆弾で傀儡軍兵士5人が負傷
●ディヤラ州 Diyala Province
◆ミクダディヤ: レジスタンスの爆弾が米軍ハンビー破壊
Resistance bomb destroys US Humvee in al-Miqdadiyah
イラク・レジスタンスの爆弾が9日午後、バグダッドの北85キロに位置する
ミクダディヤをパトロールしていた米軍の近くで爆発した−−イスラム法学者協
会が9日夜9時22分の速報で伝えた。
法学者協会の報道は、治安部隊関係者の話として、米軍パトロール部隊が通り
かかったとき、ミクダディヤ橋近くに仕掛けられた爆弾が破裂し、ハンビー1台
を破壊したとレポートした。その後、米軍は周辺一帯を封鎖した。
◆バクーバ: 警察官など20人がニセの検問所で誘拐される
Officers in puppet police among 20 persons abducted from fake checkpoint
武装グループがバクーバ西部(バグダッドの北東65キロ)に設けられたニセ
の検問所で20人以上を誘拐した−−イスラム法学者協会あ9日午後1時26分
の速報で伝えた。誘拐されたなかには傀儡警察幹部が含まれていた。
法学者協会の報道によると、目撃者たちは民間車両に乗った武装した男たちの
グループがハディド付近に停車し、一般市民と傀儡警察官をどこかへ連れ去った。
ディヤラ州の警察関係者は、誘拐された人々のなかには休暇から戻る途中の警
察幹部も含まれていた。
◆ディヤラ州でも別の米兵が死亡、米軍が発表
US admits death of one more American soldier in Diyala
イスラム法学者協会は9日夜9時42分の速報で、米軍はディヤラ州で攻撃を
受けた8日、さらにもう1人の兵士が死亡したと発表したと伝えた。
米軍の発表は、米兵1人が死亡したのに加えて、米兵4人が負傷したというも
のだった。全員が米軍の医療センターに運ばれた。
●バビル州 Babil Province
◇ヒッラ: レジスタンスが米軍司令部に迫撃砲撃ち込む
◇ヒッラ近郊: 米軍が急襲・捜索作戦
●タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: レジタンスが傀儡警察を爆弾攻撃
●アルビル州 Irbil Province
◇アルビル: クルドの「首都」でレジスタンスの車爆弾が内務省ビルを襲う
●カディシヤ州 Al-Qadisiyah Province
◇ディワニヤ: レジスタンスが米軍キャンプ・エコーを砲撃
◇ディワニヤ: レジスタンスの爆弾が米軍ハンビーを破壊
●バスラ州 Al-Basrah Province
◇バスラ: レジスタンス戦士が英軍パトロールを待ち伏せ攻撃
◇バスラ: レジスタンスがイギリス軍基地を砲撃
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オリジナル(英字) 編集 Muhammad Abu Nasr:
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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