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□ナジャフでシーア派民兵間に緊張高まる [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20070508/1178625249
2007年5月8日(火)
ナジャフでシーア派民兵間に緊張高まる 2007/05/08
イスラム・メモの5月7日付報道によると、ナジャフでは競合し対立するシーア至上主義の民兵同士で4日に激しい戦闘があったあと、両グループとも自派の勢力に動員をかけ緊張が高まっているという。
この2つの民兵グループは、一つはムクタダ・アッ・サドル率いる民兵マフディ軍であり、もう一つはアブダル・アル・アジズ・アル・ハキムに率いられるイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)の武装部門バドル旅団である。
イスラム・メモがイラク人情報筋から得た情報によると、同じシーア派の親米勢力である<イラク国民合意>のメンバーが戦闘を回避するよう呼びかけたにもかかわらず、サドル支持者はSCIRI支持者に何度も攻撃をしかけているという。
他方、SCIRIの側でも、ディワニヤ、バスラ、アマラ、ナシリヤの諸都市でサドル支持者の自宅を捜索し、連行や暗殺を遂行しており、同じ親米勢力ながら両者間の危機的状況が深まっている。
イラク内務省が2日前に、政府内の汚職と誘拐・殺害に加わっていた容疑で傀儡警官1万5000人を追放したことから、サドル陣営ではSCIRIが傀儡政権の治安部隊にたいする全面的支配を確立しよとしていると感じているという。追放された1万5000人の大部分がサドル支持者であった。
ナジャフでの4日(金曜日)の戦闘は、サドル運動の現地指導者サラハ・アル・ウバイディが事前の許可なく旧市内に入らないという警察の命令に従わなかったkとから、ウバイディの警護員と傀儡警察の間で戦闘になったというもの。
サドル運動の側は警察がウバイディを殴打し、悪罵をなげつけ、彼の車に発砲したと主張している。この衝突で、警察はナジャフ市に外出禁止令をだした。
またバグダッドでもマフディ軍とバドル旅団の衝突が発生している。
作成者 uruknews : 2007年5月8日(火) 20:54 [ コメント : 0]