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読売【イラク治安全面支援、G8とEUなどの閣僚級会議で合意】
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070504i114.htm
イラク治安全面支援、G8とEUなどの閣僚級会議で合意
【シャルムエルシェイク(エジプト東部)=長谷川由紀】混迷するイラク情勢の安定化を目指す閣僚級会議が4日、エジプト東部シナイ半島の保養地シャルムエルシェイクで開かれた。周辺国や日本など主要8か国(G8)、国連、欧州連合(EU)など22か国・機関の代表が参加、最大の課題である治安改善・国民融和への支援を確認した。
ただ、注目されていたライス米国務長官と、イランのモッタキ外相との会談は実現しなかった。
会議では、駐留米軍の撤退につながるイラク治安部隊の早期育成支援や、国民融和会議の開催などで合意。
また、3月の高官級会合で決まった治安、エネルギー、難民問題に関する3委員会のほか、合意内容の履行状況を定期的に検討する高官級作業部会の設置を決めた。次回閣僚級会議はトルコ・イスタンブールで開かれる。日程は未定。
会議後、記者会見したイラクのゼバリ外相によると、米、イラン両国外相の会談は行われず、両国の大使級専門家会合が4日に開かれた。
ライス長官とモッタキ外相は3日の昼食会で短いあいさつを交わしたが、本格会談は実現しなかった。
(2007年5月5日1時32分読売新聞)
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