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毎日【イラク国際会議:米・イランが直接対話 関係改善に転換?】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070504k0000m030085000c.html
イラク国際会議:米・イランが直接対話 関係改善に転換?
米国のライス国務長官とイランのモッタキ外相は3日、エジプトで開かれているイラクの安定化支援を協議する国際会議の場で、直接対話を行った。両国の外相間の対話は、04年11月にエジプトで当時のパウエル国務長官とハラジ・イラン外相が行って以来。ブッシュ政権が対話路線へ方針転換したことにイラン側も応えた格好で、関係改善に向けた転換点となる可能性もある。
核問題で国際的に孤立感を深めるイランと、米国は直接対話を巡る駆け引きを繰り広げていた。会議を前に米国は「直接対話の可能性を排除しない」との表現でイランに対してメッセージを発したが、イランのモッタキ外相は「時期尚早」と対話の可能性を否定。これを受け、ライス米国務長官は「(対話が実現すれば)どんな話題にも応じる」と、核問題には触れないとしてきた従来の姿勢を転換していた。
ブッシュ政権はそもそも、民主、共和両党の有力者で構成する「イラク研究グループ」が今年1月にイラン、シリアとの対話を提言した際、これを拒否するなどイランへの強硬姿勢を崩さなかった。しかし、民主党が多数派を握った米議会がイラク政策への批判を強める中で、イラク情勢の改選にはイランなど周辺国への働きかけが必要と判断。3月にバグダッドで行われた国際会議でも、高官同士で意見交換を行った。今回の直接対話をきっかけに両国の関係改善が進めば、イラク情勢のみならず、イランが抱える核問題の行方にも影響を与えそうだ。
毎日新聞 2007年5月3日 20時40分
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