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http://www.nhk.or.jp/news/2007/05/01/d20070501000106.html から転載。
ベネズエラ 世銀などから脱退
ベネズエラの国営放送などによりますと、チャベス大統領は３０日の演説で、世界銀行とＩＭＦが南米で推し進めた民営化や市場開放によって、南米ではいまだに貧困が続いていると批判しました。そのうえで「われわれはもうワシントンに行く必要はない。搾取される前に脱退する」と述べ、世界銀行とＩＭＦから脱退することを表明しました。
さらに、チャベス大統領は今後、世界銀行とＩＭＦに代わって南米諸国で構成する国際的な金融機関を創設したいという考えを示しました。世界銀行は途上国の開発支援などを目的に融資を行い、ＩＭＦは国際金融システムの安定を目的に資金の貸し出しを行っています。ベネズエラも、これまで多くの融資を受けてきましたが、豊富な原油埋蔵量とこのところの原油価格の高騰を背景にすべての債務を返済したということです。チャベス大統領としては、アメリカなどが主導する国際金融機関からの脱退を表明することで、反米路線をいっそう鮮明にするねらいがあるものとみられます。
5月1日 17時49分
- チャベス大統領、世銀とIMF脱退を宣言 - ベネズエラ（AFP通信） gataro 2007/5/01 19:19:27
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- ＩＭＦ、世銀から脱退表明／反米のベネズエラ大統領（共同通信） gataro 2007/5/01 19:04:24
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