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読売【レバノン紛争、イスラエル調査委「首相が重大な失敗」】
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070430i215.htm
レバノン紛争、イスラエル調査委「首相が重大な失敗」
【エルサレム=三井美奈】イスラエル軍とレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる昨年夏の戦闘を検証してきたイスラエル政府の調査委員会は4月30日、暫定報告書をオルメルト首相に提出した。
報告書は、首相が攻撃の指揮や判断で「重大な失敗を犯した」と指摘しており、首相に対する辞任要求が一段と高まるのは必至とみられる。
報告書は、昨年7月に国境付近でヒズボラがイスラエル兵を拉致した時、首相は状況を十分に検討せず、明確な目標もないまま「性急に」開戦を決めたと指摘。ペレツ国防相やハルツ国軍参謀総長(今年1月に辞任)についても、職務を十分に果たさなかったと批判している。
オルメルト内閣は、レバノン紛争での指揮のまずさを指摘されてきた上、首相を含む主要閣僚の汚職疑惑が相次いで浮上して支持が低迷している。最近の世論調査では、首相の留任を支持する意見は2%にとどまった。今のところ、連立与党内から総選挙実施を求める声は出ていないが、5月末に行われる第2与党・労働党の党首選でペレツ党首(国防相)の退任が決まれば、政局が一気に動く可能性もある。
(2007年5月1日0時43分読売新聞)
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