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毎日【ブレア英首相:就任から10年 低支持率にあえぐ与党】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070501k0000m030048000c.html
ブレア英首相:就任から10年 低支持率にあえぐ与党
グラフ:英国の政党支持率
【ロンドン藤好陽太郎】ブレア英首相は2日、就任から10年の節目を迎えるが、与党・労働党は歴史的な低支持率にあえいでいる。世間の関心は首相の辞任表明のタイミングに集まっており、首相の積極的な仲介で実を結んだ北アイルランド自治政府の自治再開後になるとの見方が強まっている。
英インディペンデント紙などによる4月の世論調査によると、労働党の支持率は83年以来最低の27%に落ち込んだ。前月の支持率を4ポイントも下回り、36%の保守党に大きく水をあけられた。イラクの戦後処理問題などへの批判が大きいほか、選挙資金と引き換えに「一代貴族」(上院議員)の称号を与えようとした疑惑などでダメージを受けた。特に女性の支持率が8ポイントも減り、24%と低迷した。
こうした中、スコットランドとウェールズの地方議会選挙が3日に行われる。特にスコットランドでは、英国からの独立を主張するスコットランド民族党(SNP)の人気が急伸。労働党を引き離し、第1党に躍進する勢いを見せている。
これ以上のダメージを避けたいブレア首相は当初、地方選の前に辞任表明するとみられていた。だが、最近は8日以降との見方が大勢を占めている。02年10月から凍結されていた北アイルランド自治政府が8日、自治機能を復活するためだ。首相は北アイルランド問題での功績を最大の遺産として、世論にアピールする考えとみられる。
ブレア首相の退任表明後、労働党は7週間かけて後任を決める。6月の主要国首脳会議(G8)や欧州連合(EU)の首脳会議がブレア首相の花道となり、退任はその後になる見通し。現段階ではブラウン財務相への禅譲が最有力視されている。
毎日新聞 2007年4月30日 19時51分
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